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銀山平から越後駒ヶ岳へ 2021/4/16日

越後駒ヶ岳へは今までに5回程登ったことはありますが、いずれも枝折峠から紅葉の頃に登っただけで、雪のある頃にしかも銀山平から登るのは初めてでした。この時期のこの歳では山頂へのピストンは無理と思いますが、せめて道行山か小倉山あたりまでは、何とか行って見ようと出かけました。



         登っている途中より 左に日向倉山、右奥の白い山は会津の秘峰 丸山あたりかな
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開通したばかりの奥只見シルバーラインを通り石抱橋を渡り北ノ又川右岸を骨投沢・柳沢を越えたあたりから登り始めます。先ずこの地方に住み、戦場のレポで心疲れた開高健が釣りに癒され、 「河は眠らない」と書いた碑のあたりから歩き始めます。


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          中ノ岳方面
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鮭は自分の子供の顔を見ないで死ぬ。
一回産卵するだけ。一回射精するだけで一生が終わってしまう。
子供は翌年の春、岩の下で卵から孵って、親の顔を知らな   
いで一人で育ってゆく。非常に孤独な生涯ですね。』

 さらに、輪廻、転生へと思い走らせ『形が変わるだけである。
 エネルギーは不滅であり、減りもしない、増えもしない、善でも 
 ない。悪でもない。』と言葉をつないでいる。」(中略)
 そして終わりに「開高は「河は眠らない」で締め括っています。



結構ヘビーな川沿いの道をトラヴァースしながら歩き、やっと尾根に取りつくあたりに着きました。今日のトラバースは登山者1名・スノボ1名・山スキーヤー1名の踏み跡があるだけでした。



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丸くなった尾根あたりに着くと過去に登った想い出の山、好きな山の荒沢岳や日向倉山・利根川源流の山々が、澄み切った空の下眺められ、それらの想い出に浸りながら、登っていました。



          十字峡から登った中ノ岳
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          好きな山の未丈・日向倉方面
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          中ノ岳・駒ヶ岳
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          未丈・日向倉
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          長い鎖場が続き苦労した荒沢岳
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          未丈・日向倉・会津の丸山
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今日はアイゼンだけで登り、時々はピッケルも欲しかった道ですが、それ程埋まることが無く案外に楽な登りでした。



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       遠くに日向倉・丸山・高幽あたりかなー
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道行山の尾根に出ました。澄んだ空の下の真っ白い尾根は、顔が日焼け雪焼けでヒリヒリとして来ました 。



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          道行山山頂が近くになって来ました
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取り敢えずの目標の山、道行山に着きました。今日は寒くも無く暑くもなく、青い空と周り中真っ白に連なる山々と近くに大きく聳える越後駒ヶ岳・中ノ岳を眺め食事にしました。 



          駒ヶ岳
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         中ノ岳
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夏にはハート型をした雪渓が残る大水上山、その1滴が大利根川の最初の1滴となります。十字峡から登り、その1滴を飲んだこともありました。途中の尾根で滑落して頸椎骨折したこともありました。今は懐かしい想い出です。



       兎岳から利根川源流の大水上山に続く稜線
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        霧氷の上に守門から毛猛・桧倉へ続く稜線
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          何時かは登って見たい、三ツ岩・窓明・会津駒ヶ岳へ続く稜線
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青い空と白く連なる
その稜線を眺め
少なくなった未来と
想い出多い過去を想いながら
今日も良い山に登ったと
満足しながら眺めていました



         枝折峠から続く夏道の上に守門・毛猛へ続く稜線
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          下・上権現堂山と唐松山に続く稜線
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          大力山の上に聳える笠倉山方面
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          未丈岳
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折角のイケメンが雪焼けでサングラスの目の廻りだけが白くて、他は真っ赤に日焼けしてすっかりタヌキのような顔になり、今日も後ろ姿で失礼致します。



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さて奥只見シルバーラインは午後6時を過ぎれば道路は閉鎖されてしまいます。ここから小倉山・駒ヶ岳に行けば、6時には間に合いそうも無く、充分に良い眺めを堪能したので、ここまでで下山することにしました。



         下山の道
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河は眠らない
次から次へと
生の輪廻が続く

山も眠らない
雪を溜め 雨を溜め
木が倒れ、そこに
新しい芽が生え
木々に鳥や獣を養い
大きな蔭の下には
小さな虫達が憩う
夜には星々を眺め
朝には茜色の空を眺める



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 開高健さんが居た頃はこの川には50㎝もある大イワナが釣れたそうですが今は禁漁区です。その開高健さんの残した言葉で「悠々として急げ」とう 言う好きな言葉があります。昔 仲人役を仰せつかった時、新婚夫婦にその言葉を祝辞として贈ったことがことがありました。



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コメント

非公開コメント

魚沼の方から・・・

<奥只見シルバーライン>を通って行かれたようですね?
やはり越後方面の山は、今年でも積雪量が太平洋側向きの山とは様子が違いますね!
4月の半ばであっても、真冬の山の様相です。
背の高いインレッドさんの後ろ姿が、冬山に良く似合っています!!
お疲れ様でした!&素敵な景色をありがとうございます!

No title

今頃の越駒付近は素晴らしい眺めですね。周り中登りたくても
登れない山ばかりです。こんな所にテント泊して、朝夕の景色を
眺めて見たいですね。

No title

この日は快晴の最高の雪山日和りでしたね。
越後駒ヶ岳は夏と秋に歩いていますが私も共に枝折峠からです。
銀山平から登る方法も有りなのですねー
4/7にシルバーライン、銀山平も開通しましたね。
日向倉山にちょっと惹かれていますが、地図にルートも無く大変でしょうね。
会津、越後などの素晴らしい山々のお写真拝見したら、又どこか雪山を歩きたくなってしまいました。

No title

宮星さん、今晩は。
この辺りは豪雪地帯ですから、人家は殆ど人はど住んで居ず、まだ里住まいのようで、このあたりは冬眠中のようです。山頂付近は霧氷になっていて冬の景色でしたが、気温は肌を刺すような冷たさではなく、案外暖かい春の気温でした。天気が良かったので、良い眺めでした。

No title

noriさん、今晩は。
そうですね、こんな所でテン泊したら朝夕の景色は素晴らしいでしょうね。
会津の山々から日本海方面まで見えるかも知れません。一度やってみた
らいかがですか。

No title

orihimeさん、今晩は。
銀山平からですと、最初の川沿いの道が案外解りずらく、尾根への登山口も解りい難いのですが踏み跡があれば大丈夫と思います、しかしその踏み跡も薄いので、今回は1本先の尾根を登ってしまいました、途中で合流するのが解っていたのでそのまま登りました。日向倉山は石抱橋の100mほど上流の尾根を登り赤崩からの尾根に出たら右に登れば1本尾根ですから迷いませんが、最初から急登です、途中や山頂にもクラックが多数ありますからそれさえ気を付ければ大丈夫です。

No title

まだまだ真冬の雪景色のようですね。いつものことながら
良くこんな山奥に一人で登りますね。寂しくはないですか
さすがに景色は最高に良いようです。

銀山平

お疲れ様でした。
今年は前半大雪でしたが後半は暖冬のため雪消えが早く、 少雪だった昨年より雪が少ない状況です。
それでも残雪歩きと展望を楽しめる銀山平は貴重な存在ですよね。😌

No title

hanaさん、今晩は。
淋しですが、それが楽しみでもあります。単独では自由気儘に歩くこ
とが出来て、案外それが気楽で良いのです。こんな景色を独占と言
うのもまた楽しいんですよ。

No title

アサレンさん、今晩は。
今、貴ブログを拝見したら、前日に日向倉のようでしたね。霧氷が残って
いて良い景色が見られたようです。1週間ほど前に越駒にも登られて
いたようで、すっかりこの辺りがお気に入りのようですね。今回は前日
の霧氷が若干残っていました。

No title

たまに、そろそろ楽な山に、なんて呟きが聞こえた気がしますが
まだまだ攻めの登山が続いてますね。
独り占めの絶景を目にして、今まで登った山々に思いをはせる。
なかなかやめられないですね。(^^)

No title

nousagiさん、今晩は。
今回の雪の状態ならば、本来なら山頂か小倉山までくらいは行けたのですが。楽してここまでにしました。ここ数回山頂へは行かずに途中で下山しています。もうすっかり足腰が弱くなっていますから。この景色を見て、充分に満足したので下山しました。そんな登山が多くなっています。残念ですが仕方がないですね。

No title

今晩わ。
時々インレッドさんのブログにお邪魔してます、
毎回凄い雪山に登っておられて感心して見させて頂いています。
静かな山に登り、動物達の足跡を見たり、青空に真っ白な頂きを見たり
心満たされる山登りされていますね〜!
素敵な文章にキレイな写真で臨場感が伝わって来ます。
そして春らしい可愛いお花の写真も楽しみに見させて頂いてます。

私は先日山友と品塩山に赤ヤシオを見に行って来ました。
今回は2回目でしたが急登のアップダウンで前回より疲れた気持ちでした。
お互いに元気に山登りが出来て幸せですね!

No title

makoさん、お早うございます。
またまた品塩に行きましたか、あそこは岩々の道で大変だったと思いますが。今年はヤシオは豊作のようで良かったと思います。昨年の紅葉のころにその近くの山に登りましたが。見るだけにしました。
最近は歳ですから、足腰は弱くなり、行きたい山には何とか行きますが山頂にはこだわらずに楽しんでいます。
これからもお元気でご活躍下さい。
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