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利根川源流の山 桑ノ木山 2020/5/7日

コロナ騒ぎの中、外出は自粛と言われますが、後期高齢をとっくに過ぎた、私にとっては、来年の冬は、来年の春は、無いのかもしれません、もうそんな歳になりました。足腰も弱り、登ることが出来ない山がたくさん増えてきました。今回登る山も、もうそろそろ登ることが出来なくなりそうな山です。今までたくさんの山に登り私の「想い出の宝石箱」に、良い想い出の山が、いっぱい入っています。その中でも十指に入る良い山がこれから登る山です。今日はその見納めの登山です。



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この山には登山道はありません、ごくまれに山ヤさん達に登られている山です。その為、三密には絶対になることの無い山ですからウイルスを人からもらったり、移したりはしません。まずこんな所から登ります。



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急登を越えるとその上にちょっと怖い岩場が待っています。そこからの十字峡の眺め。



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今年は特に少雪のため半藪漕ぎの道が2時間ほど続きました。その途中にはイワウチワが咲き、既に石楠花も咲き始め、咲き残りの桜も咲いていて、藪漕ぎの辛い登りを癒してくれます。



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やっと待望の雪の道になって来ました、



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いつも後ろに八海山の阿寺山と槍ヶ岳のように尖がった入道岳が背中を押してくれます。



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中の岳も大きく聳えていて、その後ろに駒ヶ岳がちょこっと遠慮して顔を出しています。



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          中ノ岳から丹後山へ続く利根川源流の山々
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この辺りから楽しい雪庇の尾根歩きになって来ました。どこまでも どこまでも天国へ続くような夢の尾根歩きです。



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矢木沢ダムのはるか上部にそびえる、利根川源流の本谷山や越後沢山などの山も見えて来ました



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         右端にちょこっと白い稜線が今日の目標の桑ノ木山です
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この稜線歩きは利根川源流の山を眺めたり越後三山を眺めて歩く、楽しい尾根歩きです。そして左側には数年前に滑落して首の骨を折った場所も眺められます。



          この中央付近の白くなっている尾根あたりが下山中に滑落した所です
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さて今日の目標の桑ノ木山が近くになって来ました。以前に登った時は両足が攣ってしまい、歩くのが痛くて大変でしたが、今日は水分を充分に採り、途中でシャリバテにならないようにパンなどを食べながら歩いたせいか、今のところ大丈夫のようです。



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山頂直前の登りになりました。何とかここまで登れた、自分の体力に感謝するだけですが。この尾根からさらに先の下津川山からさらに巻機山まで冬季に、それこそ「月の砂漠」の歌詞のように、さびさびとそして、とぼとぼと大きなザックを背負って登っていた、ご夫婦の方の想い出も蘇りました。そのご主人は山で亡くなり、今は奥様が一人でその足跡を追いかけています。



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1週間ほど前に登ったような踏み跡が、一つだけありましたが、行きも帰りも誰にも会うことがありませんでした。



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           山頂よりネコブ山とその先に下津川山あたりかなー
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広い山頂は風が吹き寄せて寒いので、すぐ下の暖かな尾根で、食事にしました。



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陽だまりの尾根でブルガリアヨ-グルトに綺麗な雪を入れて、ヨーグルトシャーベット これが乾いた喉には大変旨かった。



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ここで丹後山や利根川源流の碑がある大水上山など眺め食事にしました。水上とは水源と言う意味です。別名「利根岳」とも言われていて、真夏でもハート形の雪渓が残りその1滴が大利根川の最初の一滴です、以前にそこまで降りて行き、その1滴を飲んだこともありました。



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次回はもう登ることが出来ない山と思いながら食事をしていたら、今までのブログ友や山友で亡くなった方が次々と脳裏に浮かび、今度向こうで出会ったら、ここの山の風景を皆に話して盛り上がろう なんて思いました。



          サラバ 桑ノ木!!
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          途中より巻機山方面
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          前回苦労して登った高倉山方面
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越後三山や利根川源流の山々を道連れに下山しました。



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すっかり暖かくなった尾根では鶯が鳴いていて、口笛を吹いて答えると、すぐにまた鳴き、鶯とともに歌いながら、少し甘やかな風に吹かれながら、尾根を降りましたが、もうきっと登ることは無いだろうと思うと、少し景色が滲んでしまいました。



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急峻な山はだんだんと登れなくなりますが、楽な山ならば、まだまだ大丈夫なので、少しずつ楽な登山になりそうですが、本当は・・・

人生では絶対に楽な道を選ぶな、苦しい方を選べそれで得たものは
楽な方を選んで得たものよりは 遥かに大きい・・・・・と思うのですが


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命短し恋せよ乙女
明日の月日は無いものを
命短し恋せよ山を
足の衰え無いうちに

春を歌って ホーホケキョ
鳴いてくれるな 谷間のウグイス
ボケて来たとて この山を
きっと俺は忘れない!!



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コメント

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こんばんは

インレッドさん
 こんばんは。この桑ノ木山と隣の本谷山は、いつか登りたいと考えていた山です。(中ノ岳も登ってないのに?) 今は大阪No.の車で出かけても嫌がられるだろうと自粛の日々ですが、山は逃げなくても、人の方が衰えていきます。この風景をいつまで見られるだろう、サラバ 桑ノ木の写真には、泣けました。

No title

インレッドさんの歳で(失礼) こんな険しい山に単独で登れるのは
凄いことだと思います。
絶対に楽な道を選ぶな!!、やはりそう言う気持ちで過ごしてきた方は
凄いですね。文章を読んでジーンとなりました。

No title

インレッド様 こんばんは。
日頃鍛えていますね、本当に努力の賜物です。
好きなでないと出来ませんですね、
お心の籠った風景画像と文章は胸に沁みます。
ありがとうございます。

北海道&栃木県・岩手のチャグチャグ馬っこも中止で宿も
キャンセルしました。来年はどうでしょうか、そんな年齢になりました。

No title

六右衛門さん、お久し振りです、最近あまり山に登っていないようですが、体の具合でも悪いですか??。ここは三国川ダムの所に管理棟があり公園になっています。その先の十字峡にもボロ小屋のビジターセンターもあります、二階は泊まれるようになっています。管理人はいつもいないようですが寝ることくらいはできます、その先にトンネルがありトンネルの出たところが導水管のある登山口です。導水管を登り上げた所の岩場がちょっと怖いですが、後は1本尾根でですから迷いません、最初は半藪漕ぎになりますが、それ程うるさい藪ではありません、ふみ跡はありますから大丈夫です。そろそろ終盤ですから登るならば早い方が良いかと思います。大阪ナンバーの車でも蹴飛ばされたりはしません、この辺りの人は純朴ですから、ご安心下さい。

No title

noriさん、今晩は。
そうですね、私は一生懸命な方、努力する方が大好きです、60過ぎたら楽な登山なんて言ってツアー登山くらいしかできない人は、仕事でも楽なことしかやらなかった人だと思い、あまり好きにはなれません。世の中一生懸命歩いて来た人が良いですね。

No title

たかちゃん さん、今晩は。
折角の旅行が出来ないのは残念ですね、歳をとれば1年1年が
大事ですからね。コロナは早く終焉するのを願うばかりです。
来年にでもぜひお楽しみください。

良き日でしたね。

日帰りでこの山を歩かれるとは、さすが、インレッドさんですね。懐かしい景色、山の空気を感じさせてもらいました。貴重な記事、有難うございます。

No title

mikagemoriさん、おはようございます。
お二人のあの時の、ここの風景は素晴らしい景色でした。今でも良く覚えています。踏み抜いて足をバタバタしていたこともありましたね。
羽黒尾根から黒岩方面は、今年も行こうかなー と思っていますが。今年はヤシオは不作の年のようですが、シロヤシオはどうでしょうか??。

No title

素晴らしい景色の山ですね、とても5月の風景とは思えない
雪の量ですね。あんな所で滑落したのですか、良く無事に
生還できたと改めて思いました。これからは少しは楽な山を楽しんで下さい。

No title

またまたインレッドワールド!静かな雪山歩きですね。
利根川源流の山々や越後三山などを間近に眺めながらの尾根歩き、素晴らしいです!
地図を見ても全く登山道の無い山で、藪漕ぎされたり、花を楽しんだり、思いに耽りながら、山を心から愛して楽しまれているインレッドさんの姿が想像できるようです。
夢のような雪山歩き、楽しませて頂きました。

No title

hanaさん、今晩は。
そうなんですよ、あんな所で滑落して、登り上げるのは大変でしたが
登山口に着いてから、さらに駐車場まで行くのも結構大変な道です。
今改めて考えてみると、医師が言った通り、奇跡的でした。
これからは、だんだんと楽な登山になりますが歳ですから仕方がないですね。

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orihimeさん、今晩は。
ここは登山道はありませんが、その時の雪の状態では早々にギブアップしたり、案外楽に山頂まで行けたりします。以前は車がダムの管理棟までしか入れず、斜面から雪崩れた雪が積もり、早々にピッケルが必要だったりしました。トンネルも雪で塞がって通れない時もあり、導水管の登りも大雪で脇を木につかまって登ったりしたこともあります。今回は案外楽に行く事ができましたが。風景はやはり雪がたっぷりとあった方が良い景色でした。機会がありましたら登って見て下さい。

No title

厳しい山に登った達成感はよくわかります。
レベルは違いますが・・・(^^;)。
おっしゃる通り、山は確かに逃げませんが
来年、その山に登る体力があるかどうかですよね。
登ってもいないのに、私はもうかなり、諦めています。(笑)

No title

インレッドさん、こんにちは。
桑ノ木山・ネコブ山界隈は二度登っていますが、越後三山のベストビューポイントだと思います。
上越国境の山々に囲まれ、僕も大好きな場所の一つです。三密とは無縁の尾根歩きですね。
僕は後立山へ行き、それなりに大変な目にもあったのですが、ほぼ登山者とは会いませんでした。
堂々と山へ登れる日が、一日も早くやってくると良いですね・・・

No title

nousagiさん、今晩は。
いやいやnousagiさんは、地図を見ながらそれなりの登山をやっていて、また楽しんで居るようです。ありきたりの登山では無く考えながら楽しんでいるようで良いことと思います。60過ぎたら単独や危険な所には行かない、なんて言う人よりは、立派ですよ。今の60なんてちょっと前の40歳と変わらないくらい、まだバリバリの年齢だと思いますから、ツアー登山しかできないような人よりは立派です。これからも歳にこだわらず頑張って下さい。私はあまり褒めることはしないのですが。今回は少し褒めてあげます。

No title

ほせ さん、今晩は。
後立山にでしたか、鑓あたりかな? 爺の南か東尾根あたりかなー??。ブログでは笊ヶ岳をアップされていましたが、そこも標高差はかなりある山ではないでしょうか、椹島方面からなら比較的近いと思うのですが、老平からではかなり大変ですね。
今回の桑ノ木山は大好きな山ですが、そろそろ私の歳では行く事が出来なくなりそうなので、外出自粛中でしたが、無理して行って来ました。雪が少なかったので景色は、もう少し雪があった方が良かったかなー と思いました。前回の高倉山でも眺めた大割山は来年にでも行こうかと思っています

今の時期でも・・・

こんなに雪を残している山なんて・・・凄いですね!!
登山口からの距離が遠そうで、雪中歩行ですので、相当の体力がないと登れませんね!?
来年もまた、『これが最後』と言いながら登れるといいですね!!

No title

宮星さん、おはようございます。
ここは好きな山域ですから、来年も登りたいのですが、行けるとしたら
途中まで ですね。また首の骨でも折ったら、今度は帰ってこれなくな
りそうですから。 そろそろそちらの方の山に行くかも知れません。

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