迷走登山で小金沢山 2020/11/28日
庭の垣根の山茶花もチラホラと咲き始め、いよいよ冬山登山の始まりになりました。今日は行きたい山は雨模様のため、久し振りに晴れ間のありそうな シラヤマルや大蔵高丸あたりに登ろうと出かけましたが、上日川林道から焼山林道に入ると、道路が崖崩れのため通れず、急遽行先を近くの石丸峠から小金沢山に変更しました。
小屋平付近からの今日の富士

下に日川ダム

小屋平から登ると少し上に石丸峠への登山口があります、そこには「新しい登山道が200m先にあります」と書いてある看板があったので、通常の登山口からさらに先に行くと、登山道らしき所はありません。それでも上には石丸峠や天狗棚あたりの草原が見えるので、かまわずにあるかなしか の踏み跡や獣道らしき笹の踏み跡を見ながら登りました。
同じ所で迷っていた娘さんたちと一緒に登りました


直登ですから結構手こずって登り、何とか熊沢山と天狗棚山の鞍部に登り上げ、石丸峠に着きました
石丸峠

天狗棚山と奥に狼平方面

大菩薩あたりはかなりの登山者できっと三密になっていると思いますが。こちらはこんな大草原に登山者はあまり居ず、この大草原は大らかで好きな所です。
天狗棚付近より小金沢山方面と横に微かに富士



今日はここからの富士や南アルプスなどの眺めも楽しみにしていました。富士はまずまずの眺めですが南アルプスには雲がかかりちょっと解り難い眺めでした。
上日川ダムの上に南アルプス


相模湾?? 東京湾??

丹沢方面かなー??

さすがに小金沢連峰の最高峰は寒くて寒くて手も頬も凍るほどの寒さでした、風を避けて富士を眺めながら遅い昼食にして充分に眺めを楽しみました。二人の娘さんは、帰りのバスの時間に間に合いそうに無いと、山頂直前で下山しましたが、あの間違った看板が無ければ届いたはずですから、きっと残念だったと思います。また次回に正規の登山道から登って見て下さい。


三つ峠の上に富士

さて秋の日暮れは釣べ落とし、日没も近くになって来ましたので、急ぎ下山しました。



小屋平の登山口に着く頃はすっかり暗くなりヘッドランプを頼りに降りて、今日の登山を終わりました。



小屋平付近からの今日の富士

下に日川ダム

小屋平から登ると少し上に石丸峠への登山口があります、そこには「新しい登山道が200m先にあります」と書いてある看板があったので、通常の登山口からさらに先に行くと、登山道らしき所はありません。それでも上には石丸峠や天狗棚あたりの草原が見えるので、かまわずにあるかなしか の踏み跡や獣道らしき笹の踏み跡を見ながら登りました。
同じ所で迷っていた娘さんたちと一緒に登りました


直登ですから結構手こずって登り、何とか熊沢山と天狗棚山の鞍部に登り上げ、石丸峠に着きました
石丸峠

天狗棚山と奥に狼平方面

大菩薩あたりはかなりの登山者できっと三密になっていると思いますが。こちらはこんな大草原に登山者はあまり居ず、この大草原は大らかで好きな所です。
天狗棚付近より小金沢山方面と横に微かに富士



今日はここからの富士や南アルプスなどの眺めも楽しみにしていました。富士はまずまずの眺めですが南アルプスには雲がかかりちょっと解り難い眺めでした。
上日川ダムの上に南アルプス


相模湾?? 東京湾??

丹沢方面かなー??

さすがに小金沢連峰の最高峰は寒くて寒くて手も頬も凍るほどの寒さでした、風を避けて富士を眺めながら遅い昼食にして充分に眺めを楽しみました。二人の娘さんは、帰りのバスの時間に間に合いそうに無いと、山頂直前で下山しましたが、あの間違った看板が無ければ届いたはずですから、きっと残念だったと思います。また次回に正規の登山道から登って見て下さい。


三つ峠の上に富士

さて秋の日暮れは釣べ落とし、日没も近くになって来ましたので、急ぎ下山しました。



小屋平の登山口に着く頃はすっかり暗くなりヘッドランプを頼りに降りて、今日の登山を終わりました。



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今年最高の紅葉見物 2020/11/21日
今年の紅葉もすっかり里山に降りて来て、近場の山でも良い紅葉が見られるようになって来ました。今日は欲張って観音山・御嶽山・城峰山で紅葉と冬桜を見て来ました。
今日の紅葉


まず近場の里山で素晴らしい紅葉を見て来ました


赤や黄緑色の美しいグラデーションと川霧の紅葉も良い風景でした



昨年も見に来て一人楽しんで居た所です。



今日は3ヶ所の山で紅葉を楽しみましたが、どこの山の紅葉も今年最高の美しい紅葉でした



近くの山でこんな素晴らしい紅葉が見られるのならば、わざわざ遠くの山に行かなくても良いのでは なんて思いながら秋にしては、少し甘やかな風の吹く中歩いていました。



次に冬桜と紅葉の山、城峰公園で冬桜と紅葉を見て来ました。



この近くには冬桜で有名な鬼石の桜山がありますが、桜の色はこちらの桜の方が少しピンクが強くて美しい気がします。



夏には緑の鮮やかさを競っていた山。
今は秋
赤や黄色が鮮やかさを競っている



緑を競い 赤を競い
黄色を競い
今はもう競うものが無い



吹く風に落葉を散らし
また 来年の再生を夢に見て
枯葉の布団で眠ろうか


セーターを着ているごとき山紅葉
振り返る上州連山紅葉晴れ
燦燦と深山紅葉の照り映える



次に城峰公園のそばにある神山に登りましたが、既に紅葉は終わり枯葉の山でしたので早々に降りて、御嶽山に行きました。
金鑽神社の国宝の多宝塔の紅葉を見ながら登ります

陽差しを受けて金色に輝く、銀杏紅葉が輝くばかりに美しかった




ここには天然記念物の「鏡岩」があります。活断層により岩が滑って磨かれ、鏡のようになり、遠く高崎の城が落城の際、その火の色が赤く鏡のように映ったとか。
鏡岩


御嶽山 岩山山頂

終いのいろ銀杏もみじの鮮やかさ
古寺に銀杏もみじの敷いてあり
錦秋の裾は清流神流川
ザックに音楽を入れ、こんな下手な句を考えながら降りました。
山頂より高崎・前橋方面と奥に榛名山

赤城と高崎方面

今日の紅葉


まず近場の里山で素晴らしい紅葉を見て来ました


赤や黄緑色の美しいグラデーションと川霧の紅葉も良い風景でした



昨年も見に来て一人楽しんで居た所です。



今日は3ヶ所の山で紅葉を楽しみましたが、どこの山の紅葉も今年最高の美しい紅葉でした



近くの山でこんな素晴らしい紅葉が見られるのならば、わざわざ遠くの山に行かなくても良いのでは なんて思いながら秋にしては、少し甘やかな風の吹く中歩いていました。



次に冬桜と紅葉の山、城峰公園で冬桜と紅葉を見て来ました。



この近くには冬桜で有名な鬼石の桜山がありますが、桜の色はこちらの桜の方が少しピンクが強くて美しい気がします。



夏には緑の鮮やかさを競っていた山。
今は秋
赤や黄色が鮮やかさを競っている



緑を競い 赤を競い
黄色を競い
今はもう競うものが無い



吹く風に落葉を散らし
また 来年の再生を夢に見て
枯葉の布団で眠ろうか


セーターを着ているごとき山紅葉
振り返る上州連山紅葉晴れ
燦燦と深山紅葉の照り映える



次に城峰公園のそばにある神山に登りましたが、既に紅葉は終わり枯葉の山でしたので早々に降りて、御嶽山に行きました。
金鑽神社の国宝の多宝塔の紅葉を見ながら登ります

陽差しを受けて金色に輝く、銀杏紅葉が輝くばかりに美しかった




ここには天然記念物の「鏡岩」があります。活断層により岩が滑って磨かれ、鏡のようになり、遠く高崎の城が落城の際、その火の色が赤く鏡のように映ったとか。
鏡岩


御嶽山 岩山山頂

終いのいろ銀杏もみじの鮮やかさ
古寺に銀杏もみじの敷いてあり
錦秋の裾は清流神流川
ザックに音楽を入れ、こんな下手な句を考えながら降りました。
山頂より高崎・前橋方面と奥に榛名山

赤城と高崎方面

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初冬の鍬ノ峰 2020/11/14日
ここ数週間、毎週毎週紅葉見物ばかりの登山で、体中赤や黄色に染まっていました。今日は久々に良い天気のようですから、冠雪の北アルプスの山々でも見て、清々しい空の青や雪の白さに染まって見ようと、安曇野の奥に聳える、鍬ノ峰に登ることにしました。
左から北葛岳・針ノ木岳・蓮華岳

この山には今まで2度ほど登ったことがあります。最初は単独で登り、2度目には富岡の二組の夫婦を連れて、12月の雪のある頃に登りました。その時は雪の山頂で眺めを独占し、大展望に二組の夫婦は大感激のようでした。
餓鬼岳への登山口の少し先にある鍬ノ峰への登山口

ここは最初は巡視路の道を歩いて登ります



既に紅葉は終わり 風に吹かれてハラハラと落ちる枯葉を踏み、樹間に時々見えるアルプスを眺めながら登ります。



時には少しスリルのある岩場も通ります


新田次郎の小説で登山家の加藤文太郎を書いた「孤高の人」があります。その中に時々、民謡の安曇節の一フレーズが出て来ます。



♪ 日本アルプスどの山見ても
冬の姿で夏になる
もとはアルプス 雪消のしずく
末は越後の海ととなる・・・



♪ 白馬7月残りの雪の
間に咲きだす 花の数
ござれ紅葉の色ずく頃は
お湯を尋ねて高瀬谷



地元白馬村や大町市から来たと言う二組の方が居る山頂に着きました。地元の方はここでこんなに良い風景は中々見ることが出来ない なんて言っていましたから、今日はラッキーだったかも知れません。
鍬ノ峰山頂より、奥に左から七倉山・針ノ木・蓮華・新越乗越・爺ヶ岳

蓮華・爺・鹿島槍方面

三岩から野口五郎や烏帽子・船窪と私にとっても懐かしい想い出のある、七倉ダムの上の三岩・船窪・七倉山・針ノ木・蓮華方面

ここからは正面に爺ヶ岳が大きく眺められました

餓鬼の隣の唐沢岳の横に、麓からはなかなか眺められない野口五郎の手前の、三岩から烏帽子・七倉・船窪あたりも見えました

餓鬼岳・唐沢岳・三岩

さらに後ろの方には火打・八ヶ岳や南アルプス・遥か彼方に浅間も見えました。
火打・雨飾方面

八ヶ岳

浅間山

地元の方と、この辺りの山々の話で盛り上がり。のんびりと食事にして下山しました。

♪槍で別れた 梓と高瀬
めぐり合うのが押野崎
まめで逢いましょ また来る年の
踊る輪の中 月の夜に

左から北葛岳・針ノ木岳・蓮華岳

この山には今まで2度ほど登ったことがあります。最初は単独で登り、2度目には富岡の二組の夫婦を連れて、12月の雪のある頃に登りました。その時は雪の山頂で眺めを独占し、大展望に二組の夫婦は大感激のようでした。
餓鬼岳への登山口の少し先にある鍬ノ峰への登山口

ここは最初は巡視路の道を歩いて登ります



既に紅葉は終わり 風に吹かれてハラハラと落ちる枯葉を踏み、樹間に時々見えるアルプスを眺めながら登ります。



時には少しスリルのある岩場も通ります


新田次郎の小説で登山家の加藤文太郎を書いた「孤高の人」があります。その中に時々、民謡の安曇節の一フレーズが出て来ます。



♪ 日本アルプスどの山見ても
冬の姿で夏になる
もとはアルプス 雪消のしずく
末は越後の海ととなる・・・



♪ 白馬7月残りの雪の
間に咲きだす 花の数
ござれ紅葉の色ずく頃は
お湯を尋ねて高瀬谷



地元白馬村や大町市から来たと言う二組の方が居る山頂に着きました。地元の方はここでこんなに良い風景は中々見ることが出来ない なんて言っていましたから、今日はラッキーだったかも知れません。
鍬ノ峰山頂より、奥に左から七倉山・針ノ木・蓮華・新越乗越・爺ヶ岳

蓮華・爺・鹿島槍方面

三岩から野口五郎や烏帽子・船窪と私にとっても懐かしい想い出のある、七倉ダムの上の三岩・船窪・七倉山・針ノ木・蓮華方面

ここからは正面に爺ヶ岳が大きく眺められました

餓鬼の隣の唐沢岳の横に、麓からはなかなか眺められない野口五郎の手前の、三岩から烏帽子・七倉・船窪あたりも見えました

餓鬼岳・唐沢岳・三岩

さらに後ろの方には火打・八ヶ岳や南アルプス・遥か彼方に浅間も見えました。
火打・雨飾方面

八ヶ岳

浅間山

地元の方と、この辺りの山々の話で盛り上がり。のんびりと食事にして下山しました。

♪槍で別れた 梓と高瀬
めぐり合うのが押野崎
まめで逢いましょ また来る年の
踊る輪の中 月の夜に

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紅葉の岩櫃山 2020/11/8日。
朝の散歩前に庭の椅子に座り、毎朝ホット牛乳を飲んでいます。今朝はその前を1匹の雪虫がフワリフワリと、粉雪のように飛んでいました。やはり季節は間違わず冬に向かっているようです。冬が近くになれば里山にも紅葉が降りて来ます、今日はそんな里山と岩峰の山 岩櫃山に登って来ました。
今日の紅葉

この山にはそれこそ30年ほど前に一度だけ、今で言う「密岩通り」を登ったことがあります。その時は1時間ほどでスリルのある岩場を越えて山頂に立ちました。短時間で登ったせいか、そう何度も登りたい山では無い と思いその後は登っていませんでした。
これから登る尾根通りの登山口

最近地元の山友から聞いた話では、紅葉も中々良い山だと聞き、本日登ろうと思った訳ですが。数年前のNHKの大河ドラマ「真田丸」のせいか、登山者は激増しているようです。
岩櫃城付近の紅葉

岩櫃城

大きな駐車場のある平沢登山口から登ると、沢通り と尾根通りの登山口がありますが、日当たりの良さそうな尾根通りから登りました。


大きな駐車場には既に40台ほど車が停まっていましたので、大勢の登山者で賑わうかと思いましたが、結構観光気分で歩いている方が多く、岩櫃城付近で帰る方がたくさん居て、思っていたよりも静かな登山が出来ました。



尾根通りも天狗岩付近になると紅葉も丁度盛りになり美しい紅葉の尾根歩きになって来ました。



この山はどちらかと言うと岩峰の山と思っていましたが、こんなに良い紅葉の山とは知りませんでした、。



だんだんと山頂が近くになってくると、赤い紅葉もおおくなり、一層賑やかになって来ました。




岩の下で、大きな猪に出会いました。近くに寄っても逃げる気配もなく、悠然とこちらを睨んでいます。手でピストルの真似をして「ダンッ」と大きな声で言ったら物凄い勢いで下の方へ逃げて行きました。




山頂も近付いて来ました。この細い急な岩場を越えれば9合目と山頂に着きます





山頂方面(右の斜面を登ります)

山頂の前に9合目の岩峰が聳えています、そこにはちょっと怖い山頂に登るのをやめて、そこまでにして休み、帰る方もたくさんいました。
山頂手前の岩場で休む人

私が山頂に着いた時は誰も居ず、山頂を独り占めでしたが、その後前橋から来たと言う女性が登って来ました。
その女性が登ってくる画像です

岩櫃山山頂

9合目と奥に中之条方面

山頂で背中に陽をあて食事にしていたら、40歳前後の男性3人連れが登って来ました、なんとザイルを使いハ―ネスまで使っていながら1時間以上もかかって登って来ました。前橋からの女性は4・5分で登って来たのに。その方たちは早々に降りて行きましたが、岩場を降りるのにも1時間ほどかかって降りて行きました。前橋からの女性は下山は2・3分で降りたのに。相当の高所恐怖症のようでした。無理をせず9合目までにすればよいのに と思い、私の降りる時間も予定より少々遅れてしまいました。帰りは赤岩尾根を降って、潜龍院跡を見に行こうと思いますが、少し長距離になります。
9合目の岩場より登って来た山頂方面

赤岩への分岐付近



潜龍院跡に着きました。ここは長篠の戦いで織田・徳川軍に敗れた、武田勝頼を真田昌幸が迎い入れ、再起を期すため造った館でしたが、勝頼はこちらに来ずに、家臣の小山田信茂の岩殿城に向かいました、ところが小山田氏は織田軍に寝返り、勝頼を銃で追い返しました。最後を知った勝頼は天目山で息子の信勝と北条夫人と僅かについて来た家臣と自害しました。その時に甲斐源氏の始祖新羅三郎義光以来の兜 楯無を成人祝いに息子に着せて自害したと言われています。
勝頼を迎い入れるために造られたという潜龍院跡も今は石垣だけ残っています。

もし 勝頼が岩櫃城に来ていたら戦国時代のその後も大きく変わっていたと思いますが、盛者必衰の物語ですね。こちらに来ていたらもしかすると真田氏が天下を取っていたかも知れません。
岩櫃山

今日の紅葉

この山にはそれこそ30年ほど前に一度だけ、今で言う「密岩通り」を登ったことがあります。その時は1時間ほどでスリルのある岩場を越えて山頂に立ちました。短時間で登ったせいか、そう何度も登りたい山では無い と思いその後は登っていませんでした。
これから登る尾根通りの登山口

最近地元の山友から聞いた話では、紅葉も中々良い山だと聞き、本日登ろうと思った訳ですが。数年前のNHKの大河ドラマ「真田丸」のせいか、登山者は激増しているようです。
岩櫃城付近の紅葉

岩櫃城

大きな駐車場のある平沢登山口から登ると、沢通り と尾根通りの登山口がありますが、日当たりの良さそうな尾根通りから登りました。


大きな駐車場には既に40台ほど車が停まっていましたので、大勢の登山者で賑わうかと思いましたが、結構観光気分で歩いている方が多く、岩櫃城付近で帰る方がたくさん居て、思っていたよりも静かな登山が出来ました。



尾根通りも天狗岩付近になると紅葉も丁度盛りになり美しい紅葉の尾根歩きになって来ました。



この山はどちらかと言うと岩峰の山と思っていましたが、こんなに良い紅葉の山とは知りませんでした、。



だんだんと山頂が近くになってくると、赤い紅葉もおおくなり、一層賑やかになって来ました。




岩の下で、大きな猪に出会いました。近くに寄っても逃げる気配もなく、悠然とこちらを睨んでいます。手でピストルの真似をして「ダンッ」と大きな声で言ったら物凄い勢いで下の方へ逃げて行きました。




山頂も近付いて来ました。この細い急な岩場を越えれば9合目と山頂に着きます





山頂方面(右の斜面を登ります)

山頂の前に9合目の岩峰が聳えています、そこにはちょっと怖い山頂に登るのをやめて、そこまでにして休み、帰る方もたくさんいました。
山頂手前の岩場で休む人

私が山頂に着いた時は誰も居ず、山頂を独り占めでしたが、その後前橋から来たと言う女性が登って来ました。
その女性が登ってくる画像です

岩櫃山山頂

9合目と奥に中之条方面

山頂で背中に陽をあて食事にしていたら、40歳前後の男性3人連れが登って来ました、なんとザイルを使いハ―ネスまで使っていながら1時間以上もかかって登って来ました。前橋からの女性は4・5分で登って来たのに。その方たちは早々に降りて行きましたが、岩場を降りるのにも1時間ほどかかって降りて行きました。前橋からの女性は下山は2・3分で降りたのに。相当の高所恐怖症のようでした。無理をせず9合目までにすればよいのに と思い、私の降りる時間も予定より少々遅れてしまいました。帰りは赤岩尾根を降って、潜龍院跡を見に行こうと思いますが、少し長距離になります。
9合目の岩場より登って来た山頂方面

赤岩への分岐付近



潜龍院跡に着きました。ここは長篠の戦いで織田・徳川軍に敗れた、武田勝頼を真田昌幸が迎い入れ、再起を期すため造った館でしたが、勝頼はこちらに来ずに、家臣の小山田信茂の岩殿城に向かいました、ところが小山田氏は織田軍に寝返り、勝頼を銃で追い返しました。最後を知った勝頼は天目山で息子の信勝と北条夫人と僅かについて来た家臣と自害しました。その時に甲斐源氏の始祖新羅三郎義光以来の兜 楯無を成人祝いに息子に着せて自害したと言われています。
勝頼を迎い入れるために造られたという潜龍院跡も今は石垣だけ残っています。

もし 勝頼が岩櫃城に来ていたら戦国時代のその後も大きく変わっていたと思いますが、盛者必衰の物語ですね。こちらに来ていたらもしかすると真田氏が天下を取っていたかも知れません。
岩櫃山

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紅葉の社壇ノ頭から不二洞方面へ
暇なときは良く地図を見て、どこか良い尾根は無いかと探しています。今の時期ならば当然、紅葉の綺麗な尾根を探したりしています。先日眺めていた地図で天丸山の反対側にアップダウンの少ないなだらかな尾根を見付けました。今頃だったら紅葉も見頃になる地域なので、どんな尾根なのか解りませんが、早速出掛けて見ました。
今日の紅葉と天丸山

その道には勿論登山道はありません、藪道なのか岩場のヤセ尾根なのか、無理ならば引き返して天丸山に登れば良いと思い、野栗・奥名郷の部落を越え、天丸山の登山口の天丸橋を過ぎ社壇乗越に向かいましたが、途中で林道に太い丸太の木が横たわっていて通れず、その付近に車を置いて歩き始めました。



歩き始めから赤や黄色の紅葉の道になり、今日は素晴らしい登山になるような気がしました。



社壇乗越に着きました、ここから左に行くと帳付山から天丸山に行きますが、その反対側に登り、まず「社壇乗越の頭」に向かいます。



こんな看板がありました。道は藪にはなっていないし僅かに踏まれた跡もあり、最初にちょった嫌な岩場がありましたが、巻いて通り、後はゆるゆるとした1本尾根のアップダウンのある道でした。

この尾根はこれから1221mの社壇乗越の頭から、1092m峰~1025m峰の大天幕~924mを越えて乙父トンネル付近に降りることが出来ますが、1092m峰の少し手前から マホーバの森や鍾乳洞の不二洞や、あの天空の吊り橋へと行くことが出来ます。


今日はバリバリのバリルートですから、行き交う人など一人も居ません、時々リスかヤマネなどが横切るだけの、穏やかな道です。クマ除けを兼ねて、好きな曲をBluetoothのスピーカーに流し、バロック音楽などの豊潤な曲が流れる中、紅葉のトンネルの下を歩いていると、紅葉達も一緒になって協奏曲でも演奏しているような豊かな道でした。



1221mの社壇乗越ノ頭に着きました、次に1092m方面に向かい、その手前から右に降りて不二洞方面に行きます。
社壇乗越ノ頭



1092m峰が近くになって来ました、真っ直ぐに降りて行けば乙父トンネル方面に降りることが出来ます。今日はその手前を右に折れて不二洞方面に行きます。


高圧線の見える手前あたりが 不二洞や天空の吊り橋があるあたりですが、ここからは急下降になり不明瞭な道になるようです。下まで降りてしまえば、陽のあるうちには戻れそうにないので、今日はここまでにして帰ることにしました。

来る時はユルユルとしたアップダウンのある下り一辺倒の尾根でしたから、帰りは登りが続きます、来る途中に、今は不通の上野・大滝線の道路が見えましたので、帰りはその林道に降りて、帰ろうと思います。


こんな法面ですが幸いに長いザイルも持って来ていましたので、ザイルを使い道路に降りて、崩れた林道を歩きます。

林道を歩きは日差しが当たる為紅葉は一層綺麗になりました。
品塩山や御座山方面かなー??




今日の歩いた尾根は思っていたよりもズーット良い尾根でした、今度来る時は乙父トンネル付近から登って見ようかと思う道でした。



上部は紅葉真っ盛りで、時々吹く風に落葉となってハラハラと落ちて来るようでしたが、尾根を降りて行くと、まだ黄葉の葉もあり標高差のある尾根で、なかなか見応えのある尾根でした。



いつもの紅葉谷は最近は賑やかになって来ましたが、こちらは静かで、本当に静かで自分本来の達成感のある楽しい登山が出来る山でした。

ご参考までに今日の軌跡です

今日の紅葉と天丸山

その道には勿論登山道はありません、藪道なのか岩場のヤセ尾根なのか、無理ならば引き返して天丸山に登れば良いと思い、野栗・奥名郷の部落を越え、天丸山の登山口の天丸橋を過ぎ社壇乗越に向かいましたが、途中で林道に太い丸太の木が横たわっていて通れず、その付近に車を置いて歩き始めました。



歩き始めから赤や黄色の紅葉の道になり、今日は素晴らしい登山になるような気がしました。



社壇乗越に着きました、ここから左に行くと帳付山から天丸山に行きますが、その反対側に登り、まず「社壇乗越の頭」に向かいます。



こんな看板がありました。道は藪にはなっていないし僅かに踏まれた跡もあり、最初にちょった嫌な岩場がありましたが、巻いて通り、後はゆるゆるとした1本尾根のアップダウンのある道でした。

この尾根はこれから1221mの社壇乗越の頭から、1092m峰~1025m峰の大天幕~924mを越えて乙父トンネル付近に降りることが出来ますが、1092m峰の少し手前から マホーバの森や鍾乳洞の不二洞や、あの天空の吊り橋へと行くことが出来ます。


今日はバリバリのバリルートですから、行き交う人など一人も居ません、時々リスかヤマネなどが横切るだけの、穏やかな道です。クマ除けを兼ねて、好きな曲をBluetoothのスピーカーに流し、バロック音楽などの豊潤な曲が流れる中、紅葉のトンネルの下を歩いていると、紅葉達も一緒になって協奏曲でも演奏しているような豊かな道でした。



1221mの社壇乗越ノ頭に着きました、次に1092m方面に向かい、その手前から右に降りて不二洞方面に行きます。
社壇乗越ノ頭



1092m峰が近くになって来ました、真っ直ぐに降りて行けば乙父トンネル方面に降りることが出来ます。今日はその手前を右に折れて不二洞方面に行きます。


高圧線の見える手前あたりが 不二洞や天空の吊り橋があるあたりですが、ここからは急下降になり不明瞭な道になるようです。下まで降りてしまえば、陽のあるうちには戻れそうにないので、今日はここまでにして帰ることにしました。

来る時はユルユルとしたアップダウンのある下り一辺倒の尾根でしたから、帰りは登りが続きます、来る途中に、今は不通の上野・大滝線の道路が見えましたので、帰りはその林道に降りて、帰ろうと思います。


こんな法面ですが幸いに長いザイルも持って来ていましたので、ザイルを使い道路に降りて、崩れた林道を歩きます。

林道を歩きは日差しが当たる為紅葉は一層綺麗になりました。
品塩山や御座山方面かなー??




今日の歩いた尾根は思っていたよりもズーット良い尾根でした、今度来る時は乙父トンネル付近から登って見ようかと思う道でした。



上部は紅葉真っ盛りで、時々吹く風に落葉となってハラハラと落ちて来るようでしたが、尾根を降りて行くと、まだ黄葉の葉もあり標高差のある尾根で、なかなか見応えのある尾根でした。



いつもの紅葉谷は最近は賑やかになって来ましたが、こちらは静かで、本当に静かで自分本来の達成感のある楽しい登山が出来る山でした。

ご参考までに今日の軌跡です

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