紅葉の当間山 2018/10/28日 NO 2
展望台で日本海方面の微かに見える米山や弥彦山方面を眺め、少し早い食事にしました。ノンビリ登山ですからコンビニオニギリにカップラーメンですが美味しく戴き山頂へ向かいました。

山親爺と書かれた ブナの木がありました

それこそ親爺のような厳しい試練を越えて来たと思われるブナの木でした


上部の綺麗な紅葉の下が山頂の三角点のある所です

山頂方面

山頂には魚沼スカイライン方面から登って来た夫婦の方が食事をしていました。三角点の碑を撮るのを忘れてしまいましたが。ここはあまり展望が無く僅かに開けた所から、巻機山方面を眺めて下山しました。
湯沢町と巻機山方面




帰りは順光ですから紅葉も一層鮮やかになって来ました。



この辺りから来た道と違って「ブナ回廊」と言われる道を降りました。



今回も前回と同じくBluetoothで小さなスピーカーに音楽を流して歩いて居ます。
ここにはこんな先住民??が大勢住んで居ますので

まあ私なんか食べても骨ばかりで美味しくはありませんが

今回はクラッシクやジャズでは無く ド演歌ばかりを聞きながら降りました。


加藤登紀子や高倉健さんの歌っていた
「時代遅れの酒場」
♪♪この街には 不似合いの
時代遅れのこの酒場
今夜もやってくるのは
ちょっと疲れた男たち
風の寒さをしのばせた
背広姿の男たち
酔いがまわればそれぞれに
歌の一つもとびだして
唄を唄えば血が騒ぐ
気が付けば窓の隙間に
朝の気配が忍び込む・・・



♪♪俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと
この街には住み飽きて
俺の女もどこかへ行った
あいつ今頃どこでどうして
どんな男といるんだろ
夢の苦さも知りもせず
夢を探しているんだろー


俺はこんなやつらと
こんな所にいつまでも
うろうろしてなどいないと
思いながら
未だにそんな所を
うろついていて
結局未だに
背中に寒い冬の風が吹き通る
こんな道を歩いています。


長いブログになりましたが、最後まで読んで戴き有難うございました。

山親爺と書かれた ブナの木がありました

それこそ親爺のような厳しい試練を越えて来たと思われるブナの木でした


上部の綺麗な紅葉の下が山頂の三角点のある所です

山頂方面

山頂には魚沼スカイライン方面から登って来た夫婦の方が食事をしていました。三角点の碑を撮るのを忘れてしまいましたが。ここはあまり展望が無く僅かに開けた所から、巻機山方面を眺めて下山しました。
湯沢町と巻機山方面




帰りは順光ですから紅葉も一層鮮やかになって来ました。



この辺りから来た道と違って「ブナ回廊」と言われる道を降りました。



今回も前回と同じくBluetoothで小さなスピーカーに音楽を流して歩いて居ます。
ここにはこんな先住民??が大勢住んで居ますので

まあ私なんか食べても骨ばかりで美味しくはありませんが

今回はクラッシクやジャズでは無く ド演歌ばかりを聞きながら降りました。


加藤登紀子や高倉健さんの歌っていた
「時代遅れの酒場」
♪♪この街には 不似合いの
時代遅れのこの酒場
今夜もやってくるのは
ちょっと疲れた男たち
風の寒さをしのばせた
背広姿の男たち
酔いがまわればそれぞれに
歌の一つもとびだして
唄を唄えば血が騒ぐ
気が付けば窓の隙間に
朝の気配が忍び込む・・・



♪♪俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと
この街には住み飽きて
俺の女もどこかへ行った
あいつ今頃どこでどうして
どんな男といるんだろ
夢の苦さも知りもせず
夢を探しているんだろー


俺はこんなやつらと
こんな所にいつまでも
うろうろしてなどいないと
思いながら
未だにそんな所を
うろついていて
結局未だに
背中に寒い冬の風が吹き通る
こんな道を歩いています。


長いブログになりましたが、最後まで読んで戴き有難うございました。
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紅葉の当間山 2018/10/28日 NO 1
刈り取られた稲穂の株が残る田圃は,初冬らしい風景になって来ました。今日は久しぶりに秋晴れの天気になるようなので、今年の残雪の頃と夏の深緑の頃に楽しみ、紅葉の頃も良さそうな当間山に行くことにしました。
今日の紅葉

新潟の湯沢を過ぎ、まだそれほど紅葉していない清津峡付近を通り越し、登山口に着きました。登山口の駐車場には1台も車が無く、今日も一人旅のようです。
登り始め




この山は広大なブナ林の続く山ですから、一日中ブナ林の中の景色になります。登り始めは黄緑色のブナ林でしたが、徐々に黄色みがかったブナ林になって来ました。




登りはズーッと太陽に向かって登り、その日差しと木漏れ日に揺れる木々を眺めながら登りました。




こんなブナ林の森が古代からの、日本の山の原風景なのでしょうか、その為なんとなく癒される風景です。




秋はきらびやかで
華やかで 爽やかで
そして
夏の花火のように
終わりが近くなれば、
鮮やかになるほどに
寂しい季節です




霧氷の木々が
晴れやかな雪の上に
揺れながら影を落としていた冬
花はそれ程無かった道に
小鳥たちが鳴き騒いでいた夏
今は何の音も無く
少し冷たくなった
黄色い風が吹くだけの道




すぐ上に展望台がありますが。今回はそこまででにして、残りは NO2でアップします。


日本海方面の米山や苅羽黒姫山方面



これから登る当間山方面

画像が多くなりましたので、この続きは NO2でアップ致します
今日の紅葉

新潟の湯沢を過ぎ、まだそれほど紅葉していない清津峡付近を通り越し、登山口に着きました。登山口の駐車場には1台も車が無く、今日も一人旅のようです。
登り始め




この山は広大なブナ林の続く山ですから、一日中ブナ林の中の景色になります。登り始めは黄緑色のブナ林でしたが、徐々に黄色みがかったブナ林になって来ました。




登りはズーッと太陽に向かって登り、その日差しと木漏れ日に揺れる木々を眺めながら登りました。




こんなブナ林の森が古代からの、日本の山の原風景なのでしょうか、その為なんとなく癒される風景です。




秋はきらびやかで
華やかで 爽やかで
そして
夏の花火のように
終わりが近くなれば、
鮮やかになるほどに
寂しい季節です




霧氷の木々が
晴れやかな雪の上に
揺れながら影を落としていた冬
花はそれ程無かった道に
小鳥たちが鳴き騒いでいた夏
今は何の音も無く
少し冷たくなった
黄色い風が吹くだけの道




すぐ上に展望台がありますが。今回はそこまででにして、残りは NO2でアップします。


日本海方面の米山や苅羽黒姫山方面



これから登る当間山方面

画像が多くなりましたので、この続きは NO2でアップ致します
道無き尾根から紅葉の赤城五輪尾根へ
2018/10/20日
今年の夏に深山バス停方面から適当に尾根に登ったら、案外良い尾根で紅葉の頃は良さそうだと思っていました。その時はどこへ登り上げるのか解らず、スマホの地図を見たら赤城の五輪尾根へ登るようでした。
尾根の紅葉

登り始めの紅葉

今日は久しぶりの日曜日の好天で、秋日よりのようです。紅葉の始まった赤城への道路は大混雑でした、黒桧や地蔵方面の山も登山者で賑わっているようですが、こちらは勿論登山者は一人もいません。



赤や黄色に染まった紅葉も良いものですが、その中に黄緑色の混じった紅葉があると、その変化する色は落ち着きがあって良いグラデーションになっています。。




解り難い所には、以前来たときに付けた赤テープがあり、そんなものにも懐かしさを感じる尾根でした。



枯葉を踏む音に枯れ枝を踏む靴の音が聞こえるだけの道ですが、時折 縄張りに踏み入った動物を脅すかのように鹿のキーンと言う鋭い声が聞こえて来ます。



今日も近くの山ですから、ゆっくりと家を出てのノンビリ登山ですが、秋の陽はツルベ落とし、急がねば・・・。

五輪尾根が見えて来ました

五輪尾根の陣笠と薬師の中間付近に登り上げました。ここで大沼や地蔵を眺め食事にしました。


秋晴れの穏やかな日差しに、濡れた背中を暖めて下山しました。




登る時は逆光気味でしたが、帰りは順光気味で、紅葉は一層鮮やかに見えました



今日は熊避けかわりに、小さな丸いスピーカーをザックに付けて、ウオークマンからBluetoothで流し、好きな曲をランダムに聴きながら下山しました。周りに人が居れば迷惑かも知れませんが、誰も居ない道ですから大きな音で聴きながら、良い紅葉に好きな曲を聴きながらですから、結構楽しい時間でした。




最近好きな曲で良く聴いて居る
天満敦子さんの」ヴァイオリンで
芭蕉の「奥の細道」をイメージにして
佐渡に横たう 天の川を見ながら
トボトボと歩いて居る
芭蕉を思いながらの曲
「旅人の詩」や
同じく天満さんのヴァイオリンで
ナチスに掴まって牢屋に入れられ
その中で故郷を思い作曲した
「望郷のバラード」などをl聴き


静かな静かな
それこそ眠ってしまいそうな
カヴァレリアルスティカーナの間奏曲や


時には民謡で
津軽の炭焼きのため
山奥に入った人達の
津軽山唄を聞き
♪♪炭焼きじゃー やえー
一人山奥 釜 釜暮らし
花も紅葉も散りはてて
奥山暮らしは寂しかろー

時にはエンヤのウォターマークや
ケルツなどを聞きながら
ピートモスを燃やして
暖炉にあたりながら過ごす
アイルランド地方に
思いを寄せながら歩いていました

人の行く裏に道あり宝山
なんて言われますが
今日は大勢の方が登った
地蔵や黒桧は先日の台風の為
すでに枯葉状態で
今日はこちらの方が
良かったかも知れません

今年の夏に深山バス停方面から適当に尾根に登ったら、案外良い尾根で紅葉の頃は良さそうだと思っていました。その時はどこへ登り上げるのか解らず、スマホの地図を見たら赤城の五輪尾根へ登るようでした。
尾根の紅葉

登り始めの紅葉

今日は久しぶりの日曜日の好天で、秋日よりのようです。紅葉の始まった赤城への道路は大混雑でした、黒桧や地蔵方面の山も登山者で賑わっているようですが、こちらは勿論登山者は一人もいません。



赤や黄色に染まった紅葉も良いものですが、その中に黄緑色の混じった紅葉があると、その変化する色は落ち着きがあって良いグラデーションになっています。。




解り難い所には、以前来たときに付けた赤テープがあり、そんなものにも懐かしさを感じる尾根でした。



枯葉を踏む音に枯れ枝を踏む靴の音が聞こえるだけの道ですが、時折 縄張りに踏み入った動物を脅すかのように鹿のキーンと言う鋭い声が聞こえて来ます。



今日も近くの山ですから、ゆっくりと家を出てのノンビリ登山ですが、秋の陽はツルベ落とし、急がねば・・・。

五輪尾根が見えて来ました

五輪尾根の陣笠と薬師の中間付近に登り上げました。ここで大沼や地蔵を眺め食事にしました。


秋晴れの穏やかな日差しに、濡れた背中を暖めて下山しました。




登る時は逆光気味でしたが、帰りは順光気味で、紅葉は一層鮮やかに見えました



今日は熊避けかわりに、小さな丸いスピーカーをザックに付けて、ウオークマンからBluetoothで流し、好きな曲をランダムに聴きながら下山しました。周りに人が居れば迷惑かも知れませんが、誰も居ない道ですから大きな音で聴きながら、良い紅葉に好きな曲を聴きながらですから、結構楽しい時間でした。




最近好きな曲で良く聴いて居る
天満敦子さんの」ヴァイオリンで
芭蕉の「奥の細道」をイメージにして
佐渡に横たう 天の川を見ながら
トボトボと歩いて居る
芭蕉を思いながらの曲
「旅人の詩」や
同じく天満さんのヴァイオリンで
ナチスに掴まって牢屋に入れられ
その中で故郷を思い作曲した
「望郷のバラード」などをl聴き


静かな静かな
それこそ眠ってしまいそうな
カヴァレリアルスティカーナの間奏曲や


時には民謡で
津軽の炭焼きのため
山奥に入った人達の
津軽山唄を聞き
♪♪炭焼きじゃー やえー
一人山奥 釜 釜暮らし
花も紅葉も散りはてて
奥山暮らしは寂しかろー

時にはエンヤのウォターマークや
ケルツなどを聞きながら
ピートモスを燃やして
暖炉にあたりながら過ごす
アイルランド地方に
思いを寄せながら歩いていました

人の行く裏に道あり宝山
なんて言われますが
今日は大勢の方が登った
地蔵や黒桧は先日の台風の為
すでに枯葉状態で
今日はこちらの方が
良かったかも知れません

紅葉の村上山
2018/10/20日
以前は毎年のように、この山には登っていましたが、最近は結構多くの登山者が登っているようなので遠慮していました。今日は荒れた天気になりそうなので、比較的簡単な山で紅葉を楽しもうと思い、来て見ました。
今日の「清流の道」

朝方は晴れていましたが、登り始めるころには意地悪にも雲の多い天気になってしまいました。
紅葉は中々良さそうで久し振りでしたが、ここはやっぱり良いなーと思いながら歩き始めました。

まず「清流の道」へと歩きます。







ここから来た道を戻り村上山へと登ります。

この山では紅葉の景色も良いですが、並木道のように並んだ落葉松林の道も今頃は良い所です。




天気は今にも降って来そうな空模様になって来ました。
そんな天気の為か行き交う登山者は一人もいません
枯葉の落ちる音と
枯葉を踏む音が聞こえるだけの
静かな静かな道でした



村上山山頂 1746m

田代湖と嬬恋村方面

浅間も厚い雲の中

浅間や嬬恋村を眺め、少し早い食事にして下山、帰りは「野草園」方面に藪を漕いで降りようかと思いましたが、ポツリ ポツリと降って来て、ズボンが濡れそうで、雨具は持ってはいますが、着替えるのも面倒で、来た道を下山しました。


降りだした秋の雨は、寂しい雨
野上 彰の詩 「落葉松」のような
銀の雨降る道でした


落葉松の秋の雨に
私の心が濡れる
落葉松の陽のある雨に
私の想い出が濡れる・・・、


落葉松の秋の雨に
私の手が濡れる
落葉松の銀の雨に
私の過去が濡れる・・・



「清流の道」付近に着きましたが、まだ綺麗な紅葉の道があるので
そちらを少し歩いて来ました。



今日は心の中まで、すっかり秋色に染まった一日でした。


近くでこんなに綺麗な紅葉が見られたら
また 明日も近くの山で紅葉を楽しもうかな??

以前は毎年のように、この山には登っていましたが、最近は結構多くの登山者が登っているようなので遠慮していました。今日は荒れた天気になりそうなので、比較的簡単な山で紅葉を楽しもうと思い、来て見ました。
今日の「清流の道」

朝方は晴れていましたが、登り始めるころには意地悪にも雲の多い天気になってしまいました。
紅葉は中々良さそうで久し振りでしたが、ここはやっぱり良いなーと思いながら歩き始めました。

まず「清流の道」へと歩きます。







ここから来た道を戻り村上山へと登ります。

この山では紅葉の景色も良いですが、並木道のように並んだ落葉松林の道も今頃は良い所です。




天気は今にも降って来そうな空模様になって来ました。
そんな天気の為か行き交う登山者は一人もいません
枯葉の落ちる音と
枯葉を踏む音が聞こえるだけの
静かな静かな道でした



村上山山頂 1746m

田代湖と嬬恋村方面

浅間も厚い雲の中

浅間や嬬恋村を眺め、少し早い食事にして下山、帰りは「野草園」方面に藪を漕いで降りようかと思いましたが、ポツリ ポツリと降って来て、ズボンが濡れそうで、雨具は持ってはいますが、着替えるのも面倒で、来た道を下山しました。


降りだした秋の雨は、寂しい雨
野上 彰の詩 「落葉松」のような
銀の雨降る道でした


落葉松の秋の雨に
私の心が濡れる
落葉松の陽のある雨に
私の想い出が濡れる・・・、


落葉松の秋の雨に
私の手が濡れる
落葉松の銀の雨に
私の過去が濡れる・・・



「清流の道」付近に着きましたが、まだ綺麗な紅葉の道があるので
そちらを少し歩いて来ました。



今日は心の中まで、すっかり秋色に染まった一日でした。


近くでこんなに綺麗な紅葉が見られたら
また 明日も近くの山で紅葉を楽しもうかな??

甲子山から旭坊主沼と秘湯の二岐温泉へ
2018/10/13日。
昨年の10月9日に登った、那須の三本槍の奥に聳える、甲子山から旭への紅葉が素晴らしかったので、またもう一度見て見たいと思い、今年も行って来ました。
坊主沼付近より旭岳

昨年の紅葉は若干早かったかなー と思い4日ほど遅く、甲子トンネル付近から登りました。
登り始め

登り始めのつづら坂は、昨年よりも少し紅葉の木が多いようです。


猿ヶ鼻を過ぎるころから紅葉の木々も多くなって来ました。


途中の道より何時かは登って見たい大白森方面

甲子山と大白森への分岐を過ぎる頃からは、少し賑やかな紅葉になって来ましたが・・・
大白森と甲子山の分岐


昨年のような色鮮やかな紅葉はありません、この夏の沢山の台風や強風に既に葉も散ってしまい、枯葉になってしがみついてる、葉も多く少し残念は風景です。


甲子山山頂

山頂よりこれから登る旭岳方面

会津方面

ここから大きく降って旭へと登り返しますが、その途中も昨年は素晴らしい紅葉でした。
そちらへ行けば何んとか良い紅葉が見られるかと期待していました。
昨年のその辺りの紅葉はこんな感じでした

そして今年は

大きく降って旭へと登り返しますが、その途中の紅葉は
昨年はこんな感じでした

今年は

今年は寂しい風景ですが
単独で登っていれば
サビサビとした風景は
慣れっこで
こんな風景も
心に浸みる風景です。
寂しさはお互い様と
慰めながら・・・



木々のささやきを
じっと聞き
昨年心の中で聞いていた
静かな音楽を
想い出し
冬の始まったような
風に吹かれつつ
歩いていました


坊主沼避難小屋

山頂直下の坊主沼


坊主沼避難小屋で少し早い食事にして下山、帰りの紅葉は来るときよりも少し鮮やかになったような気がしました。
帰りの紅葉




隣の村 天栄村にはいくつかの秘湯の温泉があります。その中の二岐温泉に湯小屋と言う秘湯中の秘湯があります。あの大人の漫画を細かいペン画で描いてマニアには結構人気のあった つげ義春の漫画にも出て来る温泉です。以前から一度その温泉に入って見たいと思っていました。
湯小屋

世の中の裏側にあるような、貧し気な宿屋を見ると
私はむやみに泊まりたくなる
そして侘しい部屋でセンベイ布団に細々とくるまっていると
自分がいかにも零落して
世の中から見捨てられたような心持がして
なんとも言えぬ安らぎを感じる・・・・ つげ義春の温泉旅のエッセイ集 貧困旅行記より
入り口で管理人の方に¥500払って旅館と言うより、古い工事現場の壊れそうな家の中に入り、塩ビで造られた階段を降りて、男風呂の脱衣場に入ります。

脱衣場

男風呂の内湯 (女湯の内湯はここの手前にあります)

川沿いの露天風呂

阿武隈川源流の川沿いに露天風呂があります。下の湯が少しぬるめで、上の風呂は丁度良い湯加減です、川のせせらぎと、黄色く色付き始めた木々を眺め、足を伸ばしてのんびりと入っていると、なんとも言えぬ安らぎを感じ、ずーっとここに居たい気分でした。
内湯は透明で、青みがかった熱めの湯でしたが、飲んでみると蕎麦湯のような味がしました。

旅館はボロ小屋でしたが、温泉は良い温泉でした、営業は4月頃から10月頃までの週末だけのようです。泊まりは素泊まりで¥3000です。駐車場は道路に無料の駐車場があり、その駐車場の前を川沿いに降りて行った所に小屋はあります。

下の絵は、つげ義春が描いた群馬県猿ヶ京温泉の少し下の国道17号沿いにある湯宿温泉の絵です。新潟の山に登った帰りには、よくこの湯宿温泉に入りました。僅か500mくらいの間に3軒の共同湯があり。地元の人は皆鍵を持っていていつでも入れますが、他所の人はその内の一つだけはいつでも入れるようになっています。小さな共同湯ですが、温泉は良い湯です。

日々鬱陶しく息苦しく、そんな日常や現世から、人知れずそっと蒸発してみたい――やむにやまれぬ漂泊の思いを胸に、鄙びた温泉宿をめぐり、人影途絶えた街道で、夕闇よぎる風音を聞く。窓辺の洗濯物や場末のストリップ小屋に郷愁を感じ、俯きかげんの女や寂しげな男の背に共感を覚える……。つげ義春の漫画は、そんな郷愁を感じる、大人の漫画です。
昨年の10月9日に登った、那須の三本槍の奥に聳える、甲子山から旭への紅葉が素晴らしかったので、またもう一度見て見たいと思い、今年も行って来ました。
坊主沼付近より旭岳

昨年の紅葉は若干早かったかなー と思い4日ほど遅く、甲子トンネル付近から登りました。
登り始め

登り始めのつづら坂は、昨年よりも少し紅葉の木が多いようです。


猿ヶ鼻を過ぎるころから紅葉の木々も多くなって来ました。


途中の道より何時かは登って見たい大白森方面

甲子山と大白森への分岐を過ぎる頃からは、少し賑やかな紅葉になって来ましたが・・・
大白森と甲子山の分岐


昨年のような色鮮やかな紅葉はありません、この夏の沢山の台風や強風に既に葉も散ってしまい、枯葉になってしがみついてる、葉も多く少し残念は風景です。


甲子山山頂

山頂よりこれから登る旭岳方面

会津方面

ここから大きく降って旭へと登り返しますが、その途中も昨年は素晴らしい紅葉でした。
そちらへ行けば何んとか良い紅葉が見られるかと期待していました。
昨年のその辺りの紅葉はこんな感じでした

そして今年は

大きく降って旭へと登り返しますが、その途中の紅葉は
昨年はこんな感じでした

今年は

今年は寂しい風景ですが
単独で登っていれば
サビサビとした風景は
慣れっこで
こんな風景も
心に浸みる風景です。
寂しさはお互い様と
慰めながら・・・



木々のささやきを
じっと聞き
昨年心の中で聞いていた
静かな音楽を
想い出し
冬の始まったような
風に吹かれつつ
歩いていました


坊主沼避難小屋

山頂直下の坊主沼


坊主沼避難小屋で少し早い食事にして下山、帰りの紅葉は来るときよりも少し鮮やかになったような気がしました。
帰りの紅葉




隣の村 天栄村にはいくつかの秘湯の温泉があります。その中の二岐温泉に湯小屋と言う秘湯中の秘湯があります。あの大人の漫画を細かいペン画で描いてマニアには結構人気のあった つげ義春の漫画にも出て来る温泉です。以前から一度その温泉に入って見たいと思っていました。
湯小屋

世の中の裏側にあるような、貧し気な宿屋を見ると
私はむやみに泊まりたくなる
そして侘しい部屋でセンベイ布団に細々とくるまっていると
自分がいかにも零落して
世の中から見捨てられたような心持がして
なんとも言えぬ安らぎを感じる・・・・ つげ義春の温泉旅のエッセイ集 貧困旅行記より
入り口で管理人の方に¥500払って旅館と言うより、古い工事現場の壊れそうな家の中に入り、塩ビで造られた階段を降りて、男風呂の脱衣場に入ります。

脱衣場

男風呂の内湯 (女湯の内湯はここの手前にあります)

川沿いの露天風呂

阿武隈川源流の川沿いに露天風呂があります。下の湯が少しぬるめで、上の風呂は丁度良い湯加減です、川のせせらぎと、黄色く色付き始めた木々を眺め、足を伸ばしてのんびりと入っていると、なんとも言えぬ安らぎを感じ、ずーっとここに居たい気分でした。
内湯は透明で、青みがかった熱めの湯でしたが、飲んでみると蕎麦湯のような味がしました。

旅館はボロ小屋でしたが、温泉は良い温泉でした、営業は4月頃から10月頃までの週末だけのようです。泊まりは素泊まりで¥3000です。駐車場は道路に無料の駐車場があり、その駐車場の前を川沿いに降りて行った所に小屋はあります。

下の絵は、つげ義春が描いた群馬県猿ヶ京温泉の少し下の国道17号沿いにある湯宿温泉の絵です。新潟の山に登った帰りには、よくこの湯宿温泉に入りました。僅か500mくらいの間に3軒の共同湯があり。地元の人は皆鍵を持っていていつでも入れますが、他所の人はその内の一つだけはいつでも入れるようになっています。小さな共同湯ですが、温泉は良い湯です。

日々鬱陶しく息苦しく、そんな日常や現世から、人知れずそっと蒸発してみたい――やむにやまれぬ漂泊の思いを胸に、鄙びた温泉宿をめぐり、人影途絶えた街道で、夕闇よぎる風音を聞く。窓辺の洗濯物や場末のストリップ小屋に郷愁を感じ、俯きかげんの女や寂しげな男の背に共感を覚える……。つげ義春の漫画は、そんな郷愁を感じる、大人の漫画です。
紅葉の越後駒ヶ岳
2018/10/6日
週末になると台風が来襲して、山に行くことが出来ませんでしたが、今週末は何とか晴れ間もありそうで、紅葉狩り登山を越後駒ヶ岳でして見ようと思います。
今日の駒ケ岳

前回は、4年前の10月4日、一日中小雨降るなかを登りました。雨の中では紅葉はあまり映えませんが、その時は素晴らしい黄葉の道が続き、雨を忘れる程の美しい黄葉でした。今回はその黄葉と展望を楽しみに出かけました。
道行山方面

ここは結構アップダウンの多いロングコースです。その為 前日の金曜日の夜に、枝折峠で車中泊して、早朝に登ろうと思っていました。

ところが金曜日は忙しくて、遅くまで仕事になってしまい。仕方が無いので土曜日の早朝に家を出て日帰りにすることにしました。

最近は早朝に起きて山に行くのが苦手になり、この日は寝坊をしてしまい。登山口に着いたのが10時過ぎになってしまいました。パッキングして歩き始めたのが11時頃と遅い登山になってしまいましたが。単独の気楽さで紅葉の美しい所まで行ければ良いかー と勝手に思い登り始めました。
道行山の山頂にて

道行山より荒沢岳方面


これから登る駒ケ岳方面

明神峠から道行山あたりまでは、前回よりも黄葉は台風の影響かあまり良くありませんでしたが、道行山から小倉山に行くあたりからは、良い黄葉になって来ました。



今日はロングコースなので、なるべく荷物を軽くしようと思い、カメラはコンデジで撮っていますが、こんな黄葉を見ると、1眼を持ってくれば良かったかなー と後悔しながら撮っていました。



これから小倉山を経由して駒が岳に登りますが紅葉は一層綺麗になって来ました。
小倉山方面


小倉山は駒ノ湯方面から登れば直接登れます、ここからの道は直下をトラバースするようになっていて、ちょこっと登って見ましたが紅葉はイマイチでしたので下山して次に向かいます。




小倉山から百草池付近までの道は、以前来た時は「幸せの黄色いトンネル」なんてブログに書きましたが、今日もそんな素晴らしい紅葉になっていました。



逆光の日差しが眩しいくらいで、HDRで撮りましたが、三脚無しで撮ったので、少しブレてしまいました




百草池付近を通り過ぎて、いよいよ駒ケ岳を眺めながらの急登になって来ました。

眼下に百草池と登って来た尾根

越後駒ケ岳

ここからならば駒の小屋まで30分。駒の小屋から山頂までも30分ほどで行くことが出来ますが、既に午後3時を回ってしまいました。この辺りで遅い食事にして帰ろうと思います。

小屋に物資を運ぶヘリ

帰り道にて

帰り道の尾根

素晴らしかった黄葉に、来て良かったと思いながら、幾つも幾つもアップダウンを繰り返し、辛うじて陽が山の端に沈むころ、もう皆帰ってしまった枝折峠の駐車場に着きました。

週末になると台風が来襲して、山に行くことが出来ませんでしたが、今週末は何とか晴れ間もありそうで、紅葉狩り登山を越後駒ヶ岳でして見ようと思います。
今日の駒ケ岳

前回は、4年前の10月4日、一日中小雨降るなかを登りました。雨の中では紅葉はあまり映えませんが、その時は素晴らしい黄葉の道が続き、雨を忘れる程の美しい黄葉でした。今回はその黄葉と展望を楽しみに出かけました。
道行山方面

ここは結構アップダウンの多いロングコースです。その為 前日の金曜日の夜に、枝折峠で車中泊して、早朝に登ろうと思っていました。

ところが金曜日は忙しくて、遅くまで仕事になってしまい。仕方が無いので土曜日の早朝に家を出て日帰りにすることにしました。

最近は早朝に起きて山に行くのが苦手になり、この日は寝坊をしてしまい。登山口に着いたのが10時過ぎになってしまいました。パッキングして歩き始めたのが11時頃と遅い登山になってしまいましたが。単独の気楽さで紅葉の美しい所まで行ければ良いかー と勝手に思い登り始めました。
道行山の山頂にて

道行山より荒沢岳方面


これから登る駒ケ岳方面

明神峠から道行山あたりまでは、前回よりも黄葉は台風の影響かあまり良くありませんでしたが、道行山から小倉山に行くあたりからは、良い黄葉になって来ました。



今日はロングコースなので、なるべく荷物を軽くしようと思い、カメラはコンデジで撮っていますが、こんな黄葉を見ると、1眼を持ってくれば良かったかなー と後悔しながら撮っていました。



これから小倉山を経由して駒が岳に登りますが紅葉は一層綺麗になって来ました。
小倉山方面


小倉山は駒ノ湯方面から登れば直接登れます、ここからの道は直下をトラバースするようになっていて、ちょこっと登って見ましたが紅葉はイマイチでしたので下山して次に向かいます。




小倉山から百草池付近までの道は、以前来た時は「幸せの黄色いトンネル」なんてブログに書きましたが、今日もそんな素晴らしい紅葉になっていました。



逆光の日差しが眩しいくらいで、HDRで撮りましたが、三脚無しで撮ったので、少しブレてしまいました




百草池付近を通り過ぎて、いよいよ駒ケ岳を眺めながらの急登になって来ました。

眼下に百草池と登って来た尾根

越後駒ケ岳

ここからならば駒の小屋まで30分。駒の小屋から山頂までも30分ほどで行くことが出来ますが、既に午後3時を回ってしまいました。この辺りで遅い食事にして帰ろうと思います。

小屋に物資を運ぶヘリ

帰り道にて

帰り道の尾根

素晴らしかった黄葉に、来て良かったと思いながら、幾つも幾つもアップダウンを繰り返し、辛うじて陽が山の端に沈むころ、もう皆帰ってしまった枝折峠の駐車場に着きました。
