ナツエビネ咲く山と尚仁沢湧水
2018/8/25日
毎日相変わらず暑い日が続いています。その為今日は、珍しいナツエビネの群生地と、涼しい沢沿いの道を歩いて来ようと思います。
ナツエビネは少し遅かったようですが、それでもまだたくさん咲いていました


この花を見たことが無い方は結構多いと思います。絶滅危惧Ⅱ種に指定されてる花のようで、私も今日初めて見ました。先日近くの本屋で雑誌を立ち読みしていたら、丁度今頃咲いて居るらしいと書いてありましたので早速見に行って来ました。


蘭科の花はどう言う訳か、みな美しい花ばかりです。春のエビネも美しいですが、夏のエビネは薄紫の花が特に美しい花で、針葉樹の湿気の多い所で咲くようです。


ここのナツエビネは、たまたまこの前にあるシイタケ農家の方が、自宅で栽培していた種が、風に運ばれて自生し、今では1万本にもなるほどの群生になったとか・・・。


美しい花々を眺めるのは、心の中まで穏やかになるようで良いものでした。さあこれからは涼しい沢沿いの道を歩き、日本名水100選にも選ばれている、尚仁沢湧水群まで行って来ようと思います。
林道を少し歩いて登山口に着きました

急な登りもあり

急な階段を降ります

吊橋を渡ります

涼しい沢沿いの道になりました


冷たい川の水は、川霧となり周りを冷たいミストとなって降り注ぎ、涼しくて気持ちの良い道でした。


湧水群あたりに着きました。あちこちから湧き水となって流れ落ち、通常の沢とはちょっと違った風景でした。





近くの沢沿いの岩場に座り、蝉時雨と川霧に落ちて来る光芒を眺め、ノンアルビールとコンビニオニギリで昼食にしました。



さあ遠路帰りますから、下山します。


栃木県の塩谷町には原発汚染ゴミ最終処理場を国は作ろうとしています。勿論地元は猛反発していて、道路のあちこちに「汚染ゴミ最終処分地 建設反対」の看板が立っています。国や為政者は何を考えているんでしょうか??。こんな名水100選に選ばれるような所に。
汚染ゴミ処理場は ’’いんねー”ですよね。

毎日相変わらず暑い日が続いています。その為今日は、珍しいナツエビネの群生地と、涼しい沢沿いの道を歩いて来ようと思います。
ナツエビネは少し遅かったようですが、それでもまだたくさん咲いていました


この花を見たことが無い方は結構多いと思います。絶滅危惧Ⅱ種に指定されてる花のようで、私も今日初めて見ました。先日近くの本屋で雑誌を立ち読みしていたら、丁度今頃咲いて居るらしいと書いてありましたので早速見に行って来ました。


蘭科の花はどう言う訳か、みな美しい花ばかりです。春のエビネも美しいですが、夏のエビネは薄紫の花が特に美しい花で、針葉樹の湿気の多い所で咲くようです。


ここのナツエビネは、たまたまこの前にあるシイタケ農家の方が、自宅で栽培していた種が、風に運ばれて自生し、今では1万本にもなるほどの群生になったとか・・・。


美しい花々を眺めるのは、心の中まで穏やかになるようで良いものでした。さあこれからは涼しい沢沿いの道を歩き、日本名水100選にも選ばれている、尚仁沢湧水群まで行って来ようと思います。
林道を少し歩いて登山口に着きました

急な登りもあり

急な階段を降ります

吊橋を渡ります

涼しい沢沿いの道になりました


冷たい川の水は、川霧となり周りを冷たいミストとなって降り注ぎ、涼しくて気持ちの良い道でした。


湧水群あたりに着きました。あちこちから湧き水となって流れ落ち、通常の沢とはちょっと違った風景でした。





近くの沢沿いの岩場に座り、蝉時雨と川霧に落ちて来る光芒を眺め、ノンアルビールとコンビニオニギリで昼食にしました。



さあ遠路帰りますから、下山します。


栃木県の塩谷町には原発汚染ゴミ最終処理場を国は作ろうとしています。勿論地元は猛反発していて、道路のあちこちに「汚染ゴミ最終処分地 建設反対」の看板が立っています。国や為政者は何を考えているんでしょうか??。こんな名水100選に選ばれるような所に。
汚染ゴミ処理場は ’’いんねー”ですよね。

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日向山とオオビランジ 2018/8/18日
今日は近くの沢で沢登りでもと思いましたが、ここ数日涼しい日が続き、沢の水も冷たくなっているようなので、沢は諦め山登りにしました。どこの山にしようかと迷った末、オオビランジが咲いているだろうと思われる、山梨の日向山に登ることにしました。
今日の雁ヶ原より甲斐駒ケ岳

家を出たのが9時頃と遅い出発で、北杜市の登山口、矢立石に着いたのが丁度12時頃でした。数十台停まれる駐車場も既に満杯でしたが、幸い下山して来る方も多い時間でしたので、空いた所に無事置くことが出来ました。車の中で食事を済ませて登り始めました。
矢立石の登山口

日向山までは2度ほどピストンで登ったことがあり、更にその先の鞍掛山から大岩までは一度だけ登ったことがあります。日向山までは2時間も掛からずに登れますが、その先は結構大変な道でした。それでも途中からの甲斐駒ケ岳の眺めは素晴らしい所でした。


1時間半程歩いて、この山の名物、花崗岩の白砂の雁ヶ原に着きました

八ヶ岳方面



しばし白砂清山を眺めコーヒータイム、良い眺めに遠路ここまで来て良かった!!。


童謡 月の砂漠 ではありませんが、ここは珍しい山の砂漠のような所です。

山の砂漠をはるばると
一人の男がゆきました
ザックにカメラをぶら下げて
一人ボッチでゆきました

右の方には駒ケ岳
左の方には富士の山
望める山は それぞれに
想い出多い 山ばかり

山の砂漠を一筋に
男はどこへゆくのでしょう
青い青い空の下
杖を頼りにとぼとぼと

砂丘を降りてゆきました
黙って降りてゆきました

さてもう一つの楽しみのオオビランジはまだ早かったのか、それとも少なくなってしまったのか、僅かに砂丘の下に2輪だけ咲いていただけでした。

ここから急下降で錦滝へと向かいました。かなりの急下降で、滝の上に出ましたが、なかなか良い滝でした。
錦滝

その下にもビランジらしき花がたくさん咲いていましたが、この花はクモイコザクラかオオビランジか私には区別がつきません。




途中黒戸尾根・甲斐駒・鋸を登って六合岩小屋に泊まり、新しく出来たばかりの八丁尾根を降りて来たと言う猛者の夫婦、お二人を竹宇神社まで車に乗せて、秋の始まったコスモス街道をひた走り夜の8時頃に帰宅しました。

今日の雁ヶ原より甲斐駒ケ岳

家を出たのが9時頃と遅い出発で、北杜市の登山口、矢立石に着いたのが丁度12時頃でした。数十台停まれる駐車場も既に満杯でしたが、幸い下山して来る方も多い時間でしたので、空いた所に無事置くことが出来ました。車の中で食事を済ませて登り始めました。
矢立石の登山口

日向山までは2度ほどピストンで登ったことがあり、更にその先の鞍掛山から大岩までは一度だけ登ったことがあります。日向山までは2時間も掛からずに登れますが、その先は結構大変な道でした。それでも途中からの甲斐駒ケ岳の眺めは素晴らしい所でした。


1時間半程歩いて、この山の名物、花崗岩の白砂の雁ヶ原に着きました

八ヶ岳方面



しばし白砂清山を眺めコーヒータイム、良い眺めに遠路ここまで来て良かった!!。


童謡 月の砂漠 ではありませんが、ここは珍しい山の砂漠のような所です。

山の砂漠をはるばると
一人の男がゆきました
ザックにカメラをぶら下げて
一人ボッチでゆきました

右の方には駒ケ岳
左の方には富士の山
望める山は それぞれに
想い出多い 山ばかり

山の砂漠を一筋に
男はどこへゆくのでしょう
青い青い空の下
杖を頼りにとぼとぼと

砂丘を降りてゆきました
黙って降りてゆきました

さてもう一つの楽しみのオオビランジはまだ早かったのか、それとも少なくなってしまったのか、僅かに砂丘の下に2輪だけ咲いていただけでした。

ここから急下降で錦滝へと向かいました。かなりの急下降で、滝の上に出ましたが、なかなか良い滝でした。
錦滝

その下にもビランジらしき花がたくさん咲いていましたが、この花はクモイコザクラかオオビランジか私には区別がつきません。




途中黒戸尾根・甲斐駒・鋸を登って六合岩小屋に泊まり、新しく出来たばかりの八丁尾根を降りて来たと言う猛者の夫婦、お二人を竹宇神社まで車に乗せて、秋の始まったコスモス街道をひた走り夜の8時頃に帰宅しました。

鼻曲山でレンゲショウマ三昧
2018/8/14日
この時期に見たい花ならばこの地方では、何と言ってもレンゲショウマの花です。丁度旧盆に相応しく、お墓に先祖を迎いに行く時に持って行く、あの小さな盆提灯のように、下を照らしているような、レンゲショウマの花は可愛いさもあり懐かしさも感じる花です。
今日のレンゲショウマ

山頂直下のこの山のレンゲショウマは、他所ではなかなか見られないほど群生しています。すでに多くのブロガーさんがアップしていますが、遅ればせながら、一日中山頂直下の群生地で遊び、花を楽しみました。
登山口付近

氷妻山を越えるころから、朝露に濡れた笹を掻き分けながらの登りになります。
氷妻山

山頂直下の群生地までは、なにも無い山ですから、群生地のレンゲショウマが満開であるように祈りながら目指します。

その群生地の近くまで来たら、今年初めてのアサギマダラがお出迎い

かなり蒸し暑い日で、汗をいっぱいかいて群生地に着きました。



この花を見に、つい毎年のようにここに来てしまいます。近くの山ですから山頂へは後でゆっくりと行ことにして、暫くここに居て花々を眺めていようと思います。



今日は登山者は幸いあまり多くは無く、長野の上田から来たという若い夫婦の方と、そのほか二組の方と行き会っただけでした、このレンゲショウマの群生を見て、上田から来たと言う若い夫婦の方は歓声を上げて喜んでいました。




この薄紫の小さな花が
きらめきながら 風に吹かれ
私にそして登山者に
さやさや さやさや
さやさや さやさやと
幸せを送ってくれていた



今日は午後から雷雨とか
いっそ その時まで
ここに居て
濡れた花々眺めつつ
濡れた私の心の中の
父母や祖父母や
兄弟を想い出しつつ
ずーっとここで眺めよか



前からも、横からも下からの姿も美しい花ですが、後ろ姿も美しい!!


さあ 長い時間楽しみました、そろそろ山頂へ行って、楽しみにしていた、ポテトチップでノンアルビールを飲み帰ろうと思います。
鼻曲山山頂

角落山・剣ノ峰方面

留夫山方面

遠くでゴロゴロと雷の音が聞こえて来ました。尾根を吹き通る風は急に冷たくなり、雷雨になる前に帰ろうと急ぎ下山、丁度車に着いて汗で濡れた服を、着替えていたら、いきなり バッシーと雷が近くに落ち、もの凄い豪雨になって来て、危うくセーフでした。

この時期に見たい花ならばこの地方では、何と言ってもレンゲショウマの花です。丁度旧盆に相応しく、お墓に先祖を迎いに行く時に持って行く、あの小さな盆提灯のように、下を照らしているような、レンゲショウマの花は可愛いさもあり懐かしさも感じる花です。
今日のレンゲショウマ

山頂直下のこの山のレンゲショウマは、他所ではなかなか見られないほど群生しています。すでに多くのブロガーさんがアップしていますが、遅ればせながら、一日中山頂直下の群生地で遊び、花を楽しみました。
登山口付近

氷妻山を越えるころから、朝露に濡れた笹を掻き分けながらの登りになります。
氷妻山

山頂直下の群生地までは、なにも無い山ですから、群生地のレンゲショウマが満開であるように祈りながら目指します。

その群生地の近くまで来たら、今年初めてのアサギマダラがお出迎い

かなり蒸し暑い日で、汗をいっぱいかいて群生地に着きました。



この花を見に、つい毎年のようにここに来てしまいます。近くの山ですから山頂へは後でゆっくりと行ことにして、暫くここに居て花々を眺めていようと思います。



今日は登山者は幸いあまり多くは無く、長野の上田から来たという若い夫婦の方と、そのほか二組の方と行き会っただけでした、このレンゲショウマの群生を見て、上田から来たと言う若い夫婦の方は歓声を上げて喜んでいました。




この薄紫の小さな花が
きらめきながら 風に吹かれ
私にそして登山者に
さやさや さやさや
さやさや さやさやと
幸せを送ってくれていた



今日は午後から雷雨とか
いっそ その時まで
ここに居て
濡れた花々眺めつつ
濡れた私の心の中の
父母や祖父母や
兄弟を想い出しつつ
ずーっとここで眺めよか



前からも、横からも下からの姿も美しい花ですが、後ろ姿も美しい!!


さあ 長い時間楽しみました、そろそろ山頂へ行って、楽しみにしていた、ポテトチップでノンアルビールを飲み帰ろうと思います。
鼻曲山山頂

角落山・剣ノ峰方面

留夫山方面

遠くでゴロゴロと雷の音が聞こえて来ました。尾根を吹き通る風は急に冷たくなり、雷雨になる前に帰ろうと急ぎ下山、丁度車に着いて汗で濡れた服を、着替えていたら、いきなり バッシーと雷が近くに落ち、もの凄い豪雨になって来て、危うくセーフでした。

三坂峠より白砂山方面へ 2018/8/11日
山の日のこの日、国内最長の、ほぼ100kに及ぶロングトレイル「ぐんま県境稜線トレイル」が全線開通しました。と言ってもほとんどが今迄あった登山道をつないだだけですが、その内、今日これから登る 三坂峠~白砂山のコースだけが、今まで登山道が無く、新しく作られて、本日開通したばかりの登山道です。
途中の稜線(帰りに撮影 後ろの青い山は赤城方面)

この三坂峠から白砂山へのコースは、無雪期は密藪の藪漕ぎになり、有雪期はかなりの雪積量で登ることが出来ません。今迄で山好きな「山ヤ」さん達に僅かに残雪期に登られていた山域です。私も一度残雪期にトライして見ましたが、林道歩きだけで膝を越すラッセルに疲れ、何とか辛うじて一山だけ、ちょこっと登り敗退した所です。
その時の画像です

さて開通日の今日は、大勢の登山者で賑わっているだろうと思ったら、登山口の旧三国スキー場付近には、工事用のトラックが1台停まっているだけでした。
登り始め

今日は生憎霧雨の降る天気で、カッパを着てでは暑いので傘を差し、カメラはコンデジをポケットに入れて登りました。

丸木橋と道標がある渡渉地点に着きましたが、昨日の雨で水量が多く、おまけに橋はありません、一気にイチ ニイのサンで駆け渡りました。



1時間ちょっとかかり、三坂峠とこれから登る、新しく造られた白砂山への分岐に着きました。

さあこれから登る、新しく造られたこのルートは、多分私が最初の登山者と思います。刈り払いされた笹の道は歩きにくいだろうと思ったら、丁寧に刈り払われていて、登山者に踏み固まれても居ず、フワフワと足に優しく歩きやすい道でした。



晴れていれば前方に白砂・佐武流などの山々が見え、後方には三国山・平標・仙ノ倉などの谷川の山々が見える筈ですが、今日は生憎何も見えません。

案外歩きやすい道ですが、結構アップダウンが多く、帰りにはきっと辛いかもしれません。
傘を差しながら歩いています





この県境のトレイルはこの区間以外は、今迄に全部歩いたことはあります。特に野反湖~横手山区間は歩く人も居ず、熊さんにヘビに大きなガマガエルに出会っただけで、当時は道も不明瞭で野反湖からカモシカ平・大高山・ダン沢の頭・赤石山と大変苦労した区間でした。早朝に歩き始め帰りは真っ暗山の道で、まだ若い時代でしたので歩けたコースです。
ぐんま県境稜線トレイルのルート


今迄林間の道でしたが、この辺りからは熊笹の草原歩きになりました。晴れていればどんな景色が見えるのだろうかと思いつつ、群れて飛ぶトンボと一緒に歩いていました。



雨が少し多くなってきて、レンズが濡れるようになってきました。

奥に見える山が、取りあえずの目標の「セパトの頭」かな??。ここに落ちた雨は、やがて新潟県十日町の清津峡へセパト川となり流れて行きます。



標識類は全く無い セパトの頭に着きました。僅かに赤テープが山頂を知らせているだけの山頂です。

今日は更にこの奥の上ノ倉山~忠次郎山までは行く積もりでしたが、雨が少し激しくなり、おまけに足も攣って来ました。ここからは展望のない林間コースになるようなので、今日はここまでとして、木の下蔭で食事をして下山することにしました。

残雪期に四万温泉付近から良く登った 栂ノ頭~コシキの頭方面



奥に稲包山

下へ降りてきたら青空も少し見えて来ました
稲包山

西稲包山かなー??

今回のこのコースの上部は一部 白砂山から上ノ間山だけは残雪期に歩いたことがります。そのあたりも展望は良く草原のような尾根歩きになり、残雪の佐武流山が良い眺めでした、今日のこのコースはアップダウン多くありますが、美しい林間や草原歩きもあり、春夏秋冬面白い山域のようです。

今日はこの登山道歩く最初の登山者になり記念する登山でしたが、奇しくも前日に、このコースを視察していた、県の防災ヘリが墜落し9人の方が亡くなりました。
良いコースを有難うございました。御冥福を祈ります。

途中の稜線(帰りに撮影 後ろの青い山は赤城方面)

この三坂峠から白砂山へのコースは、無雪期は密藪の藪漕ぎになり、有雪期はかなりの雪積量で登ることが出来ません。今迄で山好きな「山ヤ」さん達に僅かに残雪期に登られていた山域です。私も一度残雪期にトライして見ましたが、林道歩きだけで膝を越すラッセルに疲れ、何とか辛うじて一山だけ、ちょこっと登り敗退した所です。
その時の画像です


さて開通日の今日は、大勢の登山者で賑わっているだろうと思ったら、登山口の旧三国スキー場付近には、工事用のトラックが1台停まっているだけでした。
登り始め

今日は生憎霧雨の降る天気で、カッパを着てでは暑いので傘を差し、カメラはコンデジをポケットに入れて登りました。

丸木橋と道標がある渡渉地点に着きましたが、昨日の雨で水量が多く、おまけに橋はありません、一気にイチ ニイのサンで駆け渡りました。



1時間ちょっとかかり、三坂峠とこれから登る、新しく造られた白砂山への分岐に着きました。

さあこれから登る、新しく造られたこのルートは、多分私が最初の登山者と思います。刈り払いされた笹の道は歩きにくいだろうと思ったら、丁寧に刈り払われていて、登山者に踏み固まれても居ず、フワフワと足に優しく歩きやすい道でした。



晴れていれば前方に白砂・佐武流などの山々が見え、後方には三国山・平標・仙ノ倉などの谷川の山々が見える筈ですが、今日は生憎何も見えません。

案外歩きやすい道ですが、結構アップダウンが多く、帰りにはきっと辛いかもしれません。
傘を差しながら歩いています





この県境のトレイルはこの区間以外は、今迄に全部歩いたことはあります。特に野反湖~横手山区間は歩く人も居ず、熊さんにヘビに大きなガマガエルに出会っただけで、当時は道も不明瞭で野反湖からカモシカ平・大高山・ダン沢の頭・赤石山と大変苦労した区間でした。早朝に歩き始め帰りは真っ暗山の道で、まだ若い時代でしたので歩けたコースです。
ぐんま県境稜線トレイルのルート


今迄林間の道でしたが、この辺りからは熊笹の草原歩きになりました。晴れていればどんな景色が見えるのだろうかと思いつつ、群れて飛ぶトンボと一緒に歩いていました。



雨が少し多くなってきて、レンズが濡れるようになってきました。

奥に見える山が、取りあえずの目標の「セパトの頭」かな??。ここに落ちた雨は、やがて新潟県十日町の清津峡へセパト川となり流れて行きます。



標識類は全く無い セパトの頭に着きました。僅かに赤テープが山頂を知らせているだけの山頂です。

今日は更にこの奥の上ノ倉山~忠次郎山までは行く積もりでしたが、雨が少し激しくなり、おまけに足も攣って来ました。ここからは展望のない林間コースになるようなので、今日はここまでとして、木の下蔭で食事をして下山することにしました。

残雪期に四万温泉付近から良く登った 栂ノ頭~コシキの頭方面



奥に稲包山

下へ降りてきたら青空も少し見えて来ました
稲包山

西稲包山かなー??

今回のこのコースの上部は一部 白砂山から上ノ間山だけは残雪期に歩いたことがります。そのあたりも展望は良く草原のような尾根歩きになり、残雪の佐武流山が良い眺めでした、今日のこのコースはアップダウン多くありますが、美しい林間や草原歩きもあり、春夏秋冬面白い山域のようです。

今日はこの登山道歩く最初の登山者になり記念する登山でしたが、奇しくも前日に、このコースを視察していた、県の防災ヘリが墜落し9人の方が亡くなりました。
良いコースを有難うございました。御冥福を祈ります。

天神山から高崎の花火 2018/8/4日
今年も懲りずに天神山から、高崎の花火を見ようと、夕方に三脚と飲み物を背負って登りました。夕闇迫る登山道には、街ではあまり聞かなくなった、ヒグラシゼミのカナカナと鳴く声が響き、こんな蝉の声も、昔を懐かしむようで良いものでした。

毎年のように天神山から高崎の花火を眺め写真を撮っています。いつもは誰も居ず静かな山頂でしたが、昨年は珍しく私を含めて6人の方が居て写真を撮っていました。今年はどうかなー と思ったらいつものように私だけの静かな山頂で、爽やかな風に吹かれながら、開演7時40分を待ちました。




天神山は昔はノロシ場のあった所ですから眺めは良い所です、ここから花火会場までは、およそ4・5kありますのでスームレンズを300mmの望遠にして撮っていますが、なかなかピントが合わずに苦労します。



花火が上がれば、腹に響く音が数秒ほど遅れて雷鳴のように、ここに届きます。一つ一つの音が、懐かしい友や、親兄弟の声のようで懐かしさを感じながら眺めていました。




今頃は祭りや花火大会が盛りのようで、反対側の山の奥の方からも花火の音が響いて来ます、高崎市内の祭りも山車が出て賑やかなようで、風に乗って祭囃子も微かに聞こえてきます。




花火は美しくて儚くて、そして懐かしさも感じられ、つい毎年見に来てしまいます。



高崎の花火は1時間の間に1万5千発の花火が一気に上がります、特に最後の10分ほどは、バリバリと休む暇も無くあがり夜空を焦がします、その潔よさが私は好きなのです。
最後の花火








高崎の花火は今年も華やかに終わりました。反対側の山奥からはまだ時々花火の音が聞こえてきて、その音を聞きながら、過去を振り返るのは止めようと思いつつ、今日もまた遠い昔を思いつつ、真っ暗な山道をヘッドランプを頼りに降りました。

なつかしさ 儚さもあり 遠花火
山道を 降りながら聞く 遠花火
・・・・・・シンタロー


毎年のように天神山から高崎の花火を眺め写真を撮っています。いつもは誰も居ず静かな山頂でしたが、昨年は珍しく私を含めて6人の方が居て写真を撮っていました。今年はどうかなー と思ったらいつものように私だけの静かな山頂で、爽やかな風に吹かれながら、開演7時40分を待ちました。




天神山は昔はノロシ場のあった所ですから眺めは良い所です、ここから花火会場までは、およそ4・5kありますのでスームレンズを300mmの望遠にして撮っていますが、なかなかピントが合わずに苦労します。



花火が上がれば、腹に響く音が数秒ほど遅れて雷鳴のように、ここに届きます。一つ一つの音が、懐かしい友や、親兄弟の声のようで懐かしさを感じながら眺めていました。




今頃は祭りや花火大会が盛りのようで、反対側の山の奥の方からも花火の音が響いて来ます、高崎市内の祭りも山車が出て賑やかなようで、風に乗って祭囃子も微かに聞こえてきます。




花火は美しくて儚くて、そして懐かしさも感じられ、つい毎年見に来てしまいます。



高崎の花火は1時間の間に1万5千発の花火が一気に上がります、特に最後の10分ほどは、バリバリと休む暇も無くあがり夜空を焦がします、その潔よさが私は好きなのです。
最後の花火








高崎の花火は今年も華やかに終わりました。反対側の山奥からはまだ時々花火の音が聞こえてきて、その音を聞きながら、過去を振り返るのは止めようと思いつつ、今日もまた遠い昔を思いつつ、真っ暗な山道をヘッドランプを頼りに降りました。

なつかしさ 儚さもあり 遠花火
山道を 降りながら聞く 遠花火
・・・・・・シンタロー
